元中日エースの父も現地観戦で「心構えに成長感じる」立命館守山・吉見嶺、前回の雪辱3回無失点で8強に貢献【高校野球・滋賀大会】
◇18日 全国高校野球選手権滋賀大会3回戦 立命館守山6―3甲西(HPLベースボールパーク) 【写真】スタンドから息子を見守る吉見一起さん 立命館守山が準々決勝に進んだ。2番手で登板した元中日投手の吉見一起さん(41)の長男・吉見嶺(りょう)投手(2年)は3イニングを無安打無失点に抑えた。 試合を重ねるごとに成長していく姿を父に見せた。立命館守山の吉見が3―0でリードの5回に2番手で登板。先頭に四球を与えながらも落ち着きを失わず、直球主体で打たせて取って無失点。「野手のいいプレーに助けてもらい楽に投げられた」と仲間に感謝した。 背番号11でベンチ入りし、11日の大津商との2回戦で夏大会デビュー。先発で立ち上がりの3イニングを完全投球したものの、4回に5安打を浴びて3点の先制を許すほろ苦い初登板だった。変化球主体になった投球を反省し、この日は直球主体に変更。「真っすぐを操りきれなかった」とボール先行を反省するが、確かな成長の跡を刻んだ。 スタンドで見守った父・一起さんは「反省はあっても、結果を出せたのが全て。日々、課題を克服しているし、今回は真っすぐで行こうとした心構えに成長を感じる」と目を細めた。 直球の最速は130キロ。まだまだ伸びしろはあるが、吉見は「真っすぐが速くないので、コントロールで勝負する。お父さんはあこがれだけど、自分のスタイルを貫いていく」と語った。小学生の時に滋賀大会で準優勝した立命館守山を見て中学受験し、あこがれのユニホームを着て臨む初めての夏。「先輩たちと甲子園に行きたい」。目の前の夢を夢中で追いかける。
中日スポーツ