ソフトバンク前田悠伍が無傷の7勝目、ピンチではギアを上げて2者連続三振…小久保裕紀監督「支配」と表現
ソフトバンク3―0ロッテ(19日)――ソフトバンクが零封リレーで3連勝。六回に牧原大、柳田の連続適時打で3点を先行した。前田悠は7回無失点で開幕7連勝。ロッテは打線がつながりを欠いた。 【イニングスコア】ソフトバンク―ロッテ(19日)…杉山が20セーブ
ソフトバンク・前田悠の快投に、小久保監督は「支配」という言葉を口にした。無四球に自己最多タイの8奪三振で無失点。無傷の7勝目は、まさにこの表現がぴったりだった。
唯一のピンチは七回。2安打と暴投で一死二、三塁としたが、「1個(ギアを)上げる意識」で打者と向き合った。後続を2者連続三振に仕留め、「低めに集められたのがよかった」と涼しい顔で振り返った。
前田悠について首脳陣が目を見張るのが、念入りにフォームを確認するなど日々の練習に対する意識の高さだ。倉野投手チーフコーチが「プロでも上の方」と断言するほど。前田悠も「ベストな準備をしないと結果は出ない。人一倍やっている」といい、その自信が冷静なマウンドさばきにつながっているのだろう。
指揮官は試合後、「トッププレーヤーに上り詰めるサイクルに入っている気がする」とうなった。20歳の左腕に漂う風格には、末恐ろしさすら覚える。(上本虎之介)