性的な会話には「土台作り」がマスト

無差別な「エロぶつけられ行為」に辟易していた私が、“それがなぜ嫌なのか”が見えてきた話_img0
 

性的な会話やエロ関係の話題すべてがダメか、というと、そういうわけではないと思うんです。

例えば、今日は性についてオープンに話しましょう、という設定がされたオフ会であったら、参加者は共通のマインドセットがあるわけですから、問題ないと思います。

同じ“性的な事柄の質問をする・話す”にしても、ほとんど面識がない状態で、前提の共有なしに質問する・話すのと、ある程度信頼関係が築けた上で、「自分はこういったことに悩んでいる、だから相談したい」と、なぜその話をしたいのかを相手に説明をして、同意を得た上で会話するのとでは、まったく意味が違うと思うんです。

プライベートでセンシティブな性的な話をするなら、「土台作り」を怠ってはいけないと思います。合意形成をおろそかにしたまま一方的に話し始める、他者の耳に届く状況で聞こえるように性的な話をするのは、配慮が足りないし、土台作りができていない状態なんだと思います。

無差別な「エロぶつけられ行為」に辟易していた私が、“それがなぜ嫌なのか”が見えてきた話_img1
 

そういう土台作りなしに、会ったばかりの人にそういう話をするって、相手への敬意も感じられないし、ただただ相手を自分の欲求を満たす道具としか考えていないんだろうな、と感じてしまいます。

平子さんは別のインタビューで、
「妻にモテることに100%力を注いでいます」
とも語っています。セクシーや色気の対象はあくまで妻ただひとりなんです。

一方、私が今まで体験した一方的にぶつけられるエロって、不特定多数を対象にしたもの。無差別で、その場にいたからぶつけました、という感じ。だからこそ余計に、自分は感情も尊厳もある人間なのに、どこか「モノ扱い」されているような感覚になるんです。