【ソウル聯合ニュース】韓国語能力試験(TOPIK)の替え玉受験や、機器を使用した不正受験などを行っていた中国組織の関係者ら十数人が摘発されていたことが21日、分かった。
ソウル警察庁広域捜査団国際犯罪捜査隊によると、不正受験を仲介していた20代の中国籍のブローカーが偽計による公務執行妨害(偽計業務妨害)の罪で起訴され、6月に懲役3年の判決を受けたという。
警察は不正受験に使用する機器の受け渡しを行った組織員2人や、そのほかのメンバーについても捜査を進めている。
またブローカーから1回当たり80万ウォン(約8万8000円)を受け取り、他人名義で受験した中国籍および韓国籍11人の捜査も進められている。
同組織はほとんどが中国人で、中国に拠点を置き、中国のSNSでTOPIKの不正受験を請け負うなどと宣伝していたとされる。
警察は、ブローカーに金銭を払い、替え玉・不正受験を依頼した疑い(偽計による公務執行妨害)で、中国籍の101人についても捜査を進めている。
韓国の大学や大学院への入学・進学、奨学金の申請、ビザの更新、韓国企業への就職などに必要なTOPICのスコアを得るため、不正受験を依頼したことが調査で分かった。
同組織は2021年10月から昨年11月にかけ、中国版インスタグラムと呼ばれるSNSの「小紅書」(レッドノート)などで、TOPICの替え玉受験や機器を使用した不正受験で高得点を取ることができるなどといった広告を掲載し、依頼者から金銭を受け取り、不正受験を手助けした疑いが持たれている。
警察によると、送受信機などを使った不正受験では200万ウォン、替え玉受験では800万ウォンを受け取り、7億ウォン以上の収益を得ていたという。
機器を使用した不正受験では機器の受け渡し役が韓国に派遣されていたことが分かった。
4年以上続いていた不正受験は、送受信機を身につけている受験者を試験監督が見つけたことで発覚した。
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