いの氏との和解
■概要
X上にて僕に対する誹謗中傷と受け取れる書き込みを見つけました。
とは言え、そうした中でも悪質性が低いと判断した僕は、警告なしにいきなり開示請求するのではなく、一度話し合いの機会を儲けようと考えました。
(悪質な他の書き込みは発見次第全て、本人に通達せず開示請求しています。)
この話し合いの提案を指して第三者が「池田が脅迫している」と話を大きくし、炎上した当事件ですが、当人同士の話し合いは実際の所どうだったのか。話し合いは無駄なのでしょうか?
結果をご覧ください。
この記事は全て、当事者である「いの」氏の許可と確認を得て、公開されています。
このツイートを見つけて僕は、いつも通り開示請求対象リストに加えようとしました。最大の問題点は、「開発者が恫喝」という所です。
これは名誉毀損に当たる可能性が高いと判断しました。ここで大切なのは、実際に恫喝があったかどうかではなく、名誉を毀損する風説の流布という行為そのものに問題があるということです。
ですが、ぶっちゃけ目くじらを立てるほどのことではありません。ネット上では、池っち店長に対する名誉毀損や侮蔑は掃いて捨てるほどあります。
なので僕は、この方をいきなり開示請求するのではなく、話し合いの機会を設けるつもりで以下の文章を送りました。
「突然のご連絡失礼いたします。池っち店長です。
あなたが投稿されたツイートについて、私に対する侮辱、名誉・信用を損なう表現、または事実と異なる情報の拡散に当たる可能性があると考えています。
(中略)
私は、直ちに法的な争いにしたいと考えているわけではありません。可能であれば、まず当事者間で穏やかに解決できればと思い、ご連絡しました。
投稿内容をご確認いただき、問題があったとお考えになった場合には、対象投稿を削除したうえで、添付画像を引用するなどして、
「このような投稿をしてしまいました。池っち店長さん、申し訳ありませんでした」
という趣旨の訂正・謝罪を、ご自身の言葉で投稿していただけないでしょうか。
謝罪投稿については、投稿後すぐに削除せず、一定期間確認できる状態にしていただければ、それ以上の謝罪や金銭の支払いなどを求めるつもりはありません。また、その内容を確認できた場合には、原則として、この投稿に関する発信者情報開示請求その他の法的措置を行わず、本件を終了したいと考えています。
もちろん、事情や認識の違いがある場合には、先にご説明いただいて構いません。一方的に結論を押しつける意図はありませんので、解決方法についてご相談ください。
恐縮ですが、このメッセージを受信されてから3日以内を目安に、ご返信をお願いいたします。ご返信がない場合や、解決に向けた話し合いが難しい場合には、保存している資料を担当弁護士に提出し、発信者情報開示請求を含む今後の対応を相談する予定です。
お互いに余計な負担を増やさず解決できればと考えております。よろしくお願いいたします。」
お読みいだければお分かり頂けますが、これは脅迫には当たりません。相手の過ちを指摘し、話し合うか、謝罪していただくかを求めている文書です。
残念ながら、ツイートした「いの」氏は、このメッセージに対し、一時的にパニックを起こしてしまいました。(後の当人との話し合いにより、一時的に混乱していた事をお聞きしています。)
他にも色々書かれていましたが、ご自分で、
「人間は不安になると口数が増えることを実感している」
と言った書き込みもされており、要はパニック状態なんだな、というのが伺えました。
しかしこれが、いの氏にとっては致命的な過ちでした。
ぶっちゃけ、最初のツイートだけなら、開示請求が通る可能性は低かったのです。
しかしその後、逆ギレとも取れるツイートを繰り返してしまった為、
「それらのツイート全てを纏めると開示命令が出る可能性が高まった」
という状況になりました。
僕は「しょうがないなぁ…開示請求確定か。」と思っていましたが、話が変わったのは1日経ってからです。
いの氏のツイッターに、今は消えていますが、
「1日経って冷静になったので謝罪する」
といったツイートが書き込まれ、実際に僕にDMが届きました。
以下はその全文です。
これは真摯な謝罪と受け取れましたが、恐らくAI作成されたものであろうことは予測できました。(後に確認しましたが、その通りでした)
それより僕は、彼の生の声を聞きたいと思いました。
アンチは一体、どんな事を考えているのか。後悔して謝罪してきた彼は、今、客観的に見て自分をどう思っているのか。
何より最初の警告の後、度重なる誹謗中傷の書き込みがありましたから、単に最初のツイートについてのみ謝罪されても、筋は通らなくなっています。
なので僕は以下の提案をしました。
◯最初のツイートに続く誹謗中傷があったので、話はこれだけで終わらなくなっていること。
◯ですが謝罪そのものは受け取り、前向きに検討させて頂く。
◯そこで提案ですが、直接の話し合いがしたい。内容は和解を前提に、今回の件について分析したり、TCGユーザーとして共通の世間話。
これに「いの」氏は快く応じてくださり、Discordで話し合うことになりました。
18日土曜日、お互いのDiscordが繋がりました。話し合いは始終穏やかなもので、謝罪を求めるものと言うよりは、TCGユーザーの世間話といった感じでした。
要は僕の目的は、
「ネットミームとして雑に扱っても構わないと思われていた“池っち店長”ではなく、実在して生きている人間としての池っち店長と会話して貰い、いの氏が実在の人間に誹謗中傷を行ってしまったリアルを感じてもらうこと」
でした。
果たして、いの氏がどう変わったのか。本当に反省したのかどうか。
それは僕の勝手な憶測や都合の良い文章ではなく、いの氏から頂いた正式な謝罪文から読み取っていただきましょう。
「この度、池っち店長と直接お話しする機会をいただき、改めて自分の行動を振り返る大切な時間を過ごしました。以下に、
①どうして書いてしまったのか、
②この炎上に乗っかる人達を客観的に見てどう思うか、
③実際に話してみた池っち店長はどういう人物だと思ったか
という点でまとめます。
① どうして書いてしまったのか
私はネットに書かれていた情報をそのまま鵜呑みにして、批判的な内容を書いてしまいました。複数の投稿やまとめを見ただけで事実だと信じ込み、十分に調べることなく安易に発信してしまったのです。一次情報に当たることも、関係者の話を聞くこともせず、ネットの空気に流されて行動した自分の軽率さを深く反省しています。
② この炎上に乗っかる人達を客観的に見てどう思うか
客観的に見て、あの炎上に乗っかっている方々は虚しい方々だと思います。
当事者の話を直接聞くことも、背景を丁寧に調べることもなく、ただ叩ける対象を見つけては感情的に書き込み、集団で非難することで一時的な優越感を得ているように見えます。自分もその一人だったことを思うと本当に空虚で、建設的でも誠実でもない行為だと感じました。
③ 実際に話してみた池っち店長はどういう人物だと思ったか
実際に話してみて、池っち店長は大変寛大な心を持ち、ユーモラスな方だと思いました。
特に、業界内で自分が実際に体験された出来事を、私にもわかりやすいように面白おかしく話してくれたのが印象的でした。深刻な話題の中にあっても笑いを誘うような軽やかな語り口で、聞いているこちらが思わず頷きながら笑ってしまうほどでした。
強く、人を思いやる温かさを感じる、とても器の大きな人物だと心から思いました。
この話し合いを通じて、ネットの情報を無批判に信じて発信した自分の愚かさを痛感するとともに、池っち店長のご寛容に深く感謝しています。今後は自分の言葉に責任を持ち、誠実に物事に向き合っていきたいと思います。
ありがとうございました。
予め説明しておきますが、この謝罪文を作るに際し「いの」氏は、生成AIを使用しています。(本人から確認済み)
しかし、内容については「いの」氏が自ら選択してAIに入力した内容であり、AIは文章を整えただけです。
なので僕は、これを「いの」氏の言葉として受け取りました。
僕は、これで十分です。
何より、皆さんにはここでの「文章でのやりとり」しか見て頂けませんが、僕は直接「いの」氏本人と話をしたのです。そこには確かに交流がありました。
彼は会話の中で、幾つもの誤解を改めてくれました。ネットに書かれている有象無象より、本人から聞いて「どっちが本当か」「どっちが現実的な話なのか」を直感的に理解し、自分の間違いを認めてくれたのです。
そして何より、生きている本物の「池っち店長」と会話して、
「ああ、本当に、昔の動画の池っち店長のままなんだな」
と感じてくれたのでした。
子供達とワチャワチャしていた、楽しそうな池っち店長の実像。
それが今、心無い人々に汚されている。それを理解してくれた。
謝罪より、僕はそれが嬉しかったです。
彼が本当に「反省」したかどうかは解りません。
ただ、面倒なことになって「後悔」したのは確実です。
彼は2度と、軽い気持ちで他人に開示請求される可能性のある言葉をぶつけるような、愚かなことはしないと思います。
以上です。
追記:今回の話し合いを通じて、
「どう読んでも事務的な話し合いの提案を、脅迫だと拡大解釈する人間がいる」事を学びました。(今回、この件に絡み「池田が脅迫した」との書き込みをしたアカウントの幾つかは、名誉毀損に当たる可能性があるため、既に開示請求しています。)
今後私は、原則的に話し合いを提案せず、最初からいきなり開示請求することにしました。
池っち店長について軽い気持ちであろうとも悪口を書くと、半年から1年後ぐらいの忘れた頃に内容証明書が送られてくる可能性があります。
人を誹謗中傷するのはリスクだけで何も得られない行為なので、止めたほうがよいでしょう。
自分では誹謗中傷に当たらないと考えていたり、「これを追求するのは社会正義だ。声出せ!」と思ったとしても、その独善は実は誹謗中傷で民法に抵触する可能性があります。
判断するのは法的機関なので、要は最初から人の悪口を書かないほうがよい、という事です。お気をつけ下さい。

