【破産開始】創業171年の老舗ラーメン店が事業継続を断念「震災被害」「コロナ禍」「物価高」複合的要因で継続困難に 負債額3300万円 宮城
宮城県石巻市にあるラーメン店が9日、仙台地裁石巻支部から破産手続き開始の決定を受けました。 創業171年と伝わり、割烹料理店からラーメン店へと事業を転換したものの、利益を出すことが難しい状況が続いていたとみられます。 ■1855年(安政2年)創業と伝わる 破産手続き開始の決定を受けたのは、石巻市の「春潮楼(しゅんちょうろう)」です。 帝国データバンクによりますと、1855年(安政2年)創業と伝わり、1975年に法人改組されました。老舗の割烹料理店として市民から利用されてきましたが、2011年に東日本大震災で被災。その後ラーメン店に事業を転換しましたが、2024年7月期の年間売上高は約800万円にとどまり、赤字を計上、債務超過に陥っていました。 ■震災時のローンやコロナ禍も影響か 「春潮楼」は、その後も業績改善の見通しが立たず事業の継続を断念しました。 帝国データバンクは、「利益を出すことが難しい状況が続いていたのではないか。震災時に借りたローンの返済やコロナ禍、ここ最近は物価高もあり、様々な要因が重なり事業の継続が難しくなった」と分析しています。負債額は2024年7月期末時点で約3300万円です。
東北放送