石塑粘土を比較してみる ③ 結果
ポリスチレンフォームを土台にして粘土を貼り付けた際の、粘土の食いつきの悪さと反りについて、前回対策として考えたことを
やってみます。
12 ×15cm にカットしたポリスチレンフォームの面にジェッソを塗ってから
厚さ3mm に伸ばしたプレミックスを貼り付けました。
ラップをかけて乾燥させていたものの、少しずつ反ってきてしまったので、重しを乗せたりしながら様子を見ましたが
乾燥後はやっぱり反ってしまいました。
( 粘土の食いつきは問題なかったので、ジェッソを塗ったのは正解でした)
実は、裏にも粘土を盛れば反らないんじゃないか?と思いつつやらなかったことが気になっていたので、試しに後ろ側にも粘土を盛り付けてみたところ
なんと、平らになりました。
もう反ってしまった後だから無理かも、と諦めていただけに、正直驚きましたけど。
やってみるもんですね。
キレイな平らではありませんが、ここに更に粘土を盛っていくので問題ありません。
はじめから、両面に粘土を盛り付ける方が良さそうですね。
あとは、「平べったいものを作る時はポリスチレンフォームを使わない」っていう感じでしょうか。
では、次の段階に進みます。
ヤスリと彫りまで終わっていたルーバー窓、子窓とドアにジェッソを塗って
リキテックスで色付けしていきます。
アンティークっぽさを出すために、表面を軽くヤスリがけした後、仕上げに表面を保護するバーニッシュ ( 水性アクリルニス )を塗布します。
トムテを作った時は、パジコのウルトラバーニッシュを使ったんですけど
乾燥後のペタつきが気になりましてね。
とっても弱〜いペタつきではあるものの、ちょっと好きじゃないので、リキテックスのパーマネントマットバーニッシュを使ってみたいと思います。
( 着彩にリキテックスを使っているため、これが良いんじゃないかという見立てです)
せっかくなので、塗り比べてみましょう。
仕上がりの見た目に変わりはありませんが、う〜〜〜ん。
やっぱり、パジコの方はペタつき感がありますね。
リキテックスは、ペタつき感なくサラサラでした。
ってことで、バーニッシュはリキテックスを採用することにして、古木風のルーバー窓とアンティーク調の小窓、ドアが完成です。
ひと通り確認出来たことで使い方が見えてきたのでどんどん作っていきたいところですが、粘土比較の際に作ったこの3種の着彩もやっておきたい
っていうので進めようとしたものの、プルミエで作ったやつの表面のざらつきがどうしても気になり
手が止まってしまいました。
ラドールで作ったやつは平気なんですけどね。
ちょっと対策を練ってから進めたいので、このチビっこ達の制作は保留にします。
粘土の比較に戻りましょう。
乾燥後の耐水性はない、石塑粘土・木質粘土と混ぜることが出来る、というのは3種類とも同じ特徴です。
違いといえば、プルミエだけ表示が『石粉粘土』になっていることでしょうか。また、他の2つと異なるのは、絵の具の混ぜ込みが出来る ( 他は絵の具の混ぜ込みには向いていない ) 、『乾燥後でも粘土を継ぎ足すことができます』の記載がない、という点です。
販売価格は3種とも660円 ( 税込 ) ですが、内容量が異なることから
コスパ面ではラドールが良い、ということになります。
以上から、3種の粘土の中では、重厚感、成形・彫塑・研磨のしやすさ、仕上がりの美しさ、コスパの良さから、「ラドールが最も扱いやすい」という結果に落ち着きましたが、3種とも硬化後に切削で造形していくのが楽しい粘土なので、どんな作品を作るか?によって使い分けるのが良さそうです。
粘土の性質、仕上げまでの流れと作業のコツがだいぶわかってきたので、あとは色んなものを作りながら自分なりのベストを見つけたいと思います。
ってことで、お次はクリスマス用にサンタとトナカイを
この他にも並行して色々作っていますが
仕上がった作品はレポートと共に少しずつ紹介していく予定です。
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