#11 フランスパリ留学・滞在記_窓トラブル解決編
はじめに。。。
皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
あまりプライベートにならなすぎないように意識していた結果、またしてもさぼり癖が発生してしまいました。
申し訳ございません!!!
7月の終わりになってきたこともあり、街や職場はバカンスムードになってきて、静かな時間が流れることが増えました。街では英語をよく聞くことも増えたので、観光客の方々も増えてきたでしょうか。
同僚は基本的にヨーロッパの方々なので、みなさんご家族に会いに1か月ほどお休みするそうです。
個人的には、実験装置などの予約がスカスカになるシーズンなので、本腰を入れて実験を進めていくつもりです。
半年以上前から開かずの扉となっていた窓。
さて、以前の記事にも載せた通り、我が家にはドレーキップ窓(Dreh-Kipp Fenster)と呼ばれる便利な窓がキッチンと自室の2か所にあります。
調べてみると「ドレーキップ(Dreh-Kipp)」 とは、ドイツ語で:
Dreh = 回転, Kipp = 傾き という意味で、
この2つの機能を1つのハンドル操作で切り替えられる窓のことを指します。
通常時は、取っ手は下を向いているのですが、90度ひねると観音開きにできて、180度ひねると傾けることで上部のみを解放できる素晴らしい窓です。
この便利な窓が昨年末から調子が悪くなっており、キッチンの窓に関しては傾けることしかできなかったのです。 当時は寒い季節だったので修理するのは後でいいかな~ と後回しにしていたのですがついに季節は夏になりました。
ご存じの通り、フランスの一般家庭にはクーラーという、夏の素晴らしいヒーローは不在で、扇風機もしくは窓を開放して暑さを乗り切るのが普通とのことです。
日本でも報道されたらしいのですが、今年は「ヒートドーム」と呼ばれる高気圧の停滞による、異常なレベルの気温の上昇がありました。 日本の方からすれば、もはや一般的になってしまっているかもしれませんが、こちらでの35℃超えは相当備えないといけないです。
そしてそんな中、ついに2か所ともに窓がおかしくなってしまいました。。。
今回の相談相手は・・・
さて、あまりにこの窓に馴染みがなさ過ぎて、修理を依頼するにも誰に頼ればいいかすらわからない状況でした。そんな中で、
パリ掲示板 GojoComyu 正式リリース | ジモモパリ
というサイトに出会いました。 ここでは、パリ生活に関する相談や不要になったものを販売しあうなど、日本人のコミュニティが展開されています。
早速相談してみたところ、すぐに複数の方から回答をいただきました。「みんな経験あるのか~。一般的なんだな~」と安堵の気持ちで帰宅し、提案いただいた方法を実践しましたが、残念ながら効果なしでした。
(この窓のよくある故障として、観音開きにしているにもかかわらず、傾いてしまうという状況らしいです。これは、簡単に直すことのできる故障なので、皆様それだと思ってしまったようです。)
何度も言いますが、あまりなじみがないため説明も難しく、検索も難しい状況でした。
やはりフランスのことは、フランスの人に聞くか。と諦め、大家さんに連絡を取りました。(最初に相談しろよ。というお気持ちよくわかります。ただ、日本語でさえも説明が難しいものを、他言語で説明できると思いますか? 私は思わないです。・・・)
大家さんには窓の異常を説明しながら撮影したビデオを送りました。
話を聞いてみると、大家さんも経験のない故障らしく、おそらくヒートドームによる熱で、変形してしまったのではないかといわれました。これに加えて、最近近所では家のリフォームをしており、よくその振動が伝わってきたので変形もあり得る と思いました。
しかし、これは窓をあきらめる理由にはならないです。
ついに、半年ぶりの観音開き!!!
どうも、何かが引っ掛かっていることに気が付いたので、傾けた状態にして窓を下から渾身の力で持ち上げ、窓自体を窓枠から外すことを試みました。
この窓は二重窓になっている上に、高さも私以上にあるのでなかなか重かったのですが、なんとか外すことができました。
半年ぶりの解放です! 窓についた鳥の糞や、大量につくられてしまった蜘蛛の巣をすべて掃除できるという、何とも言えない解放感ですっきりした瞬間でした。 掃除も済ませて、一度窓を閉めようと思ったのも束の間、今度は窓が閉まらなくなってしまいました。
窓の下に出ているでっぱりが、窓枠にぶつかっているようでした。
(隙間に蜘蛛がいたので、隠しています。彼も閉じ込められてしまっていたのですね。。。)
最終工程、いざ修理完了へ。
確かに、傾きモードで窓を無理矢理外したので、本来は窓下は、窓枠に引っ掛かってなくてはいけないので、でっぱりが動いていないのは、当然といえば当然です。取っ手をひねってみたのですが、このでっぱりは微動だにしませんでした。つまり開かずの窓を作った原因は、このでっぱりが怠けているからです。
調べてみると、潤滑油が必要ということだったので、早速使用してみました。 すると確かに、動くようになりました!
滑りを良くしたことで気づいたのですが、もう一か所、内部のパーツのずれも原因でした。 これは予想ですが、下のでっぱりが動いていないのにもかかわらず、ノブに力をこめすぎて、内部のパーツだけが動いてしまい、可動域が変わってしまったということだと思いますが、これに関しては、説明しても仕方ないところですので省略します。
おわりに。
ついに、心の中で引っ掛かっていた家の故障がすべてなくなりました!この故障に関しては、もはやいつ起きてもいいとさえ思っていますが、今後はもう少し優しく窓に接したいと思います。 これからの夏は「観音開き窓際日光浴ハイボール」の贅沢を楽しんでいきたいと思います。
今では、パリ生活が1年を経過し、心にも余裕が出てきたので、家の中を絵や写真で飾り付けて、おしゃれな部屋を目指しています。
また、言語の壁については、まだ十分ではないながらも英語にもかなり慣れが出てきて、ついに本格的にフランス語の勉強を始めました。 これについては、次の記事で書いていこうと思います。
今回のヘッダーは突如のストライキで休館となった6月のルーブル美術館です。
それでは良い一日を。


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