米、UNHCR脱退検討か 難民支援機関、予算・支出改革訴える候補任命されず反発か

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)本部=2024年1月、スイス・ジュネーブ(共同)

ロイター通信は20日、トランプ米政権が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの脱退を検討していると伝えた。最大の資金拠出国である米国が欠ければ、世界各地で紛争や迫害で追われた難民らの保護や支援に当たるUNHCRの弱体化は避けられない。国連当局者らが思いとどまるよう説得しているという。

ロイターによると、米政権はUNHCRの副高等弁務官人事を巡り、推していた米国人候補が任命されなかったことに反発している。この候補は予算と支出の見直しなどの改革を訴えていた。

UNHCRは1950年設立で、本部をスイス・ジュネーブに置く。54年と81年にノーベル平和賞を受賞。91~2000年にはトップである高等弁務官を故緒方貞子氏が務めた。(共同)

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