「レンタカーバブル」の次は低価格競争 基本料金1日980円の車も 新規参入相次ぎ泣く泣く価格を下げる業者…【沖縄レンタカー業界】
沖縄観光に欠かせない、レンタカー。コロナ禍を経てレンタカー不足で、価格が一気に高騰した一方、新規参入が相次ぎ、事業者が飽和状態となった今は、熾烈な過当競争が起こっています。その現場を取材しました。 【写真を見る】「レンタカーバブル」の次は低価格競争 基本料金1日980円の車も 新規参入相次ぎ泣く泣く価格を下げる業者…【沖縄レンタカー業界】 -どういう基準でレンタカーを選んでいますか? 「安いからです」 -ちなみに2泊でいくらぐらい? 「6000円くらいです」 「オープンカーを借りられるということで、借りました」 -ちなみにお値段は? 「1泊2万円ちょっとですね」 -どういう基準で選びますか? 「ネットで調べて一番上に出てきた業者。レンタカー協会にちゃんと入っている業者で選びました」 コロナ禍には、政府の移動自粛要請などで激減したレンタカー需要。県内の保有台数も、一時期は3万台を大きく割り込み、価格も一気に高騰しました。 しかし、観光需要の回復とともに、業界への新規参入が相次ぎ、レンタカー業者の数や台数は一気に増加。 今年5月、沖縄総合事務局が発表したデータでは、6万2554台、事業者の数も2402社に上り、いずれも過去最高の数字を大幅に更新しています。 ▼レンタカー予約「OKIREN」を運営 上原翼さん 「コロナの時期に沖縄に旅行に来て、車を借りるのがすごく高いと感じ、『自分たちだったら仕入れられる』となって、県外から参入してくるんですよ。業者さんの数も年々増えていく。台数も年々増えていっているような状態。競争が激しい業界になってきたと感じています」 ■1日980円で借りられる業者も 車1台から始められる参入障壁の低さを背景に、小規模事業者が増え続ける一方、 一気に飽和状態となってしまった現在では、レンタカーの低価格競争が顕著に。 実際に、検索サイトを使って比較をしてみると、車種を選ばなければ平日で、1日最安なんと980円。 夏休み期間中でも、「格安」をうたい、低価格でレンタルを行う業者が並んでいます。 ▼レンタカー予約「OKIREN」を運営 上原翼さん 「やはり競争相手が多くなった。競争台数が多くなり、1社が下げるとみんなが横並びで下げてしまう。適正に貸し出したい金額より、泣く泣く下げている業者さんたちもいらっしゃるというのは現実かなと思います」