むっちゃんの正統竹内文書です。
むっちゃんは大和派にもかかわらず、良心的に改ざんしていない伝えられたものを書いているようです。
まだ物部派のもあり、大体は同じようですが、アマテラスの辺りがベリー西村さんと違っています。
人間目線で伝えられた物と、創造主に近いところとのチャネリングの違いですね。

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途中の歴史は端折って、何度かの天変地異を経て現代の地球文明が始まった時代に進みます。今から1万2000年ほど前、世界各地で大洪水が起きた後、最初の文明を築いたのは日本であったと宿禰さんは言います。「縄文文化」と呼ばれていますが、確かに実質的には世界最古の文明であった可能性が強いですね。

やがて最初の文明を築いた人たちは世界中に散って行き、文明を広めて行きます。
日本から大陸に渡った人たちは、理想の国を大陸に求めたのだそうです。大陸に渡った人たちの中には、のちに出雲族となるグループと、のちに大和族となるグループがいました。彼らは別々のルートでメソポタミアにたどり着き、合流。太陽を信仰するスメル族、すなわちシュメール人と呼ばれ、そこに古代文明を築きます。

シュメール人の最大都市はスサと呼ばれ、スサの王をスサノオと呼んだそうです。スサノオは政治・軍事をつかさどる王として君臨し、のちにこの政治・軍事グループは出雲族となります。一方、それとは別に祭司をつかさどる者たちをスメラミコトと呼んだそうです。スメラミコトの祭司グループはのちに大和族となります。

そのあと、突然シュメール人たちは姿を消すのですが、どうやら一部は中東まで行きユダヤとなったグループもいたみたいです。

なぜシュメール人たちは、メソポタミアの地を去ったのか。それは自然と共生するという彼らの古神道的な理念や信仰が、厳しい砂漠の風土に馴染まなかったのだと宿禰さんは言います。砂漠の地方では自然は人間に敵対するものでしかなく、理想とは程遠い地であった――。失望したシュメール人たちは、再び二手に分かれて日本に戻ることにしたのだそうです。
(続く)

あくまでも私の推測ですが、スメル族の2グループが日本へ戻る道のりは、紆余曲折の連続だったのではないかと思います。なぜなら、シュメール人が突然消えたのは、紀元前2000年ごろとされています。そして彼らがようやく日本にたどり着いたのは、どうやら紀元前4、5世紀ごろなんですよね。その間、1500~1600年間もシュメール人(スメル族)はあちこちを放浪していたことになります。まあ、中にはもっと早くに日本に戻ってきた人たちもいたのかもしれませんが、それについてはよくわかりません。

第73世武内宿禰さんの話に戻ります。スサノオのグループ(後の出雲族)は陸路日本へ向かい、北九州に上陸します。一方、スメラミコトたち(後の大和族)は、海路日本に向かい、九州の南にある高千穂に上陸(天下り=海下り)しました。そしてそれぞれのグループは、当時日本にいた「原日本人」たちをどんどん征服していくんですね。

やがて紀元前4世紀ごろ、この二つのスメル族のグループの間で戦いが勃発。一進一退の攻防が続きます。そのころの出雲族は日本海側を支配、大和族は瀬戸内海を海路東進し、近畿地方に入ります。一時は出雲族スサノオと大和族アマテラスの間で政略的な結婚をするなどして和睦がありますが、大国主の息子の事代主が王の時代に再び戦争となり、大和族が出雲族を制圧します。

その結果、大和族の王であった神武(サノ彦)が事代主の娘を娶り、大和朝廷が確立します。紀元50年のころだと言います。このとき大和族の武内宿禰は、出雲族の物部から八雲叢雲十種神宝の行法を奪ったので、いまでも正統竹内家にこの行法が伝わっているそうです。

敗れた出雲族は関東・東北地方に逃げ、のちに蝦夷(エゾ、エミシ)となります。最初から日本にいた人たち(縄文人、原日本人)は、サンカとなりました。
(続く)
 
ここで登場人物の関係がややこしくなってきたので、整理しながら話を進めましょう。

武内宿禰さんによりますと、出雲族と大和族の覇権争いでは、大和族が最初優勢でしたが、出雲族が反撃し、一回目の和議があります。その和議で、出雲族のスサノオと大和族のアマテラスが夫婦となりました。

スサノオには息子ニギハヤヒと娘スセリヒメができますが、娘は大国主と結婚します。大国主は出雲の王となります。ニギハヤヒは物部氏の先祖となる人物ですが、正式名称はアマテラス クニテラスヒコ アメノホアカリ クシタマ ニギハヤヒノミコトというのだそうです。つまりアマテラスとニギハヤヒノミコトは同一人物であることになるんですね。

ここからは私の推測で、今度むっちゃんに会ったときに聞かなければならないのですが、アマテラスとは祭祀を行う巫女(女王)、あるいは祭祀王の称号だったのではないかと思うんですね。大和族の巫女(アマテラス)とスサノオの結婚により生まれた子供であるニギハヤヒに、祭祀王アマテラスの称号が与えられたわけです。

ここで北川恵子・アリオンの主張で、日本の初代天皇はニギハヤヒノミコトであったという説が思い出されますね。つまり第一回目の出雲族と大和族の和議で、スサノオとアマテラスの政略結婚の結果生まれたニギハヤヒノミコトが統一王朝の初代天皇になることが決まっていたかもしれないわけです。

問題はその次です。実は宿禰さんにもどこから来たかわからないというのですが、スサノオの娘スセリヒメと結婚した大国主です。出自不明だというんですね。とにかく、出雲族の王となった大国主とスセリヒメの間に事代主が生まれます。宿禰さんのよると、この事代主が王(おそらく出雲族の王)の時代に、再び出雲族と大和族の間で抗争が勃発します。

そして結果は大和族の圧勝に終わり、出雲族は敗走するわけですね。再び私の推測ですが、戦争に勝利した大和族の王である神武は統一王朝初代天皇のニギハヤヒに対してアマテラスの称号、あるいは「大物主」という初代天皇の称号を渡せと迫ったわけです。出雲族という後ろ盾を失ったニギハヤヒは、圧力に屈して、すべての王位を返上します。

この時、「大和族(後の大和朝廷)お得意の系図改ざんがあった」と、第73世武内宿禰さんは言います。
(続く)

「大和族お得意の系図改ざん」とは、何なのでしょうか。
武内宿禰さんは言います。「ニギハヤヒと大年(大歳神)とアメノホアカリは同一人物なんですね。ニギハヤヒはスサノオの息子で、大物主でもありました。大物主は世襲名です。ところが大和族お得意の系図改ざんにより、大物主をニギハヤヒ、大年、アメノホアカリの三つにわけてしまった。そして大年は出雲族の祖先、アメノホアカリは大和族の祖先ということにして、大和族の正統性をねつ造、さらにニギハヤヒに分けることで歴史を隠したのです。正統竹内文書は、その改ざんされる前の歴史を残しています」

武内宿禰さんは大和族のご出身なのですが、とても面白い「内部情報」を教えてくれますね。さらに武内さんはこのように言います。「私は日本史の講師なのでこんなことを書いたら×をもらいますが、古事記と日本書紀は大和族の一部であった中臣家の藤原不比等が右大臣だった時に、自分に都合のいいように書かせたものです。不比等は鎌足と天智天皇の子供です」

ここからはまた私の推測なのですが、大和族にとってはとにかく出雲族出身のニギハヤヒが初代天皇であることにするのはまずい、と思ったのでしょうね。それでは出雲族とは対等になってしまう。そこで大和族を天孫族・天津神と位置づけ、天から下った神のように装いました。海から下った(海路やって来た)ので、天下ったというわけですね。陸路来た出雲族を土着の神々、つまり国津神とします。

もともと大和族にはアマテラスという祭祀王(女王)の称号がありましたから、アマテラスを天孫族の祖先として神格化。さらには日本にやってきたときの大和族の王イザナギと妻イザナミを「アマテラス」の両親に仕立て上げます。

厄介なのは出雲族の王フツとその息子のスサノオの存在です。そこで大和族は、フツは存在しなかったことにします。さらにスサノオは、乱暴狼藉を働いた、あるいは高天原を奪おうとしたとして天から追放されたことにしてしまいます。まあ、当時は出雲族と戦争の最中で、スサノオはおそらく出雲族の武将だったでしょうから、大和族から見れば手におえないぐらい強かったのでしょう。だから大和族の作った神話では、ボロクソに言われるわけです。

神話でいうアマテラスとスサノオの誓約(うけい)とは、まさに出雲族と大和族の第一回目の和議のことを指しているんですね。この時はおそらく出雲族のほうが戦いで優勢だったのでしょう。アマテラスの称号(を持つ巫女か王女)が出雲族に渡ってしまいます。アマテラスの称号が大和族からなくなってしまった。これが大和族側の言う「アマテラスの岩戸隠れ」になるわけです。

誓約(和議)により、スサノオは大和族のアマテラス(巫女か王女)と結婚までしている以上、国津神扱いにもできないので、スサノオをイザナギとイザナミから生まれた息子、アマテラスを姉にしてしまうという、「お得意の系図改ざん」をしたわけです。
(続く)

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記紀に記された日本神話の本質が段々とわかってきたのではないでしょうか。大和族側から見た都合のいい物語のオンパレードなわけですね。それにしても私が感心するのは、大和族に属する武内宿禰さんの潔さです。大和族側の系図改ざんの事実を認めるだけでなく、宿禰自身が秘儀・行法を出雲族から奪ったこと、さらには原日本人の神祇や記録を実質的に奪った(「残している」)ことも認めているからです。














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