電脳塵芥

四方山雑記

ベトナム人によって作られている日本の政治系youtube動画の話だとかをつらつらと

 以前、「ベトナムで日本の政治煽りなどの動画を(多分金銭目的で)作ってるみたい」という記事を書いたりして、このブログでは幾度かベトナムの会社と思しきところが日本向けの政治煽りなどの動画を作っているのではという記事を書いているが、それの追加的なメモとして置いておく。過去の記事を書いてからも細々とyoutubeの政治煽り動画を含め、こういった「怪しい」チャンネルを探してみていたりしたのだが、またいくつか見つけたので、それらを紹介してみる。
 まずは「夢のような世界」というチャンネル。


https://www.youtube.com/channel/UCMMbRIUP85R8H1WODFHpPlA

どうにもサムネイルから見ると日本向けの政治系、海外の反応系の無断転載(?)チャンネルの様に見えるが、一番最後にアップした「daukhi」という動画ではベトナム語が表示されるPC画面で動画のアップロード画面を映している。その動画内で映っているのは「Hồng Trà Review」というチャンネルなのだが、これは中国の抗日ドラマと思しきもののベトナム吹替版を数話違法アップロードしているチャンネルの様に見える。「夢のような世界」そのものは全く再生数が稼げていないので影響力はないに等しいが、やはりベトナム系の人間が関わっている証拠とは言えそうだ。
 次に紹介するのは以前記事でも書いた「心の反応-日本の視点」と同じ会社が関わっているであろうチャンネルだ。このチャンネルでは下記の様な動画をアップしていた。


https://www.youtube.com/watch?v=8CHUH1D-rHs


https://www.youtube.com/watch?v=2-LcZVcJAp0

単純にこれらのタイトルで検索をすると、同様のサムネイルを使用した動画をアップしているチャンネルが複数あることわかる。


https://www.youtube.com/@%E5%92%8C%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/featured


https://www.youtube.com/@%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%82%92%E5%B1%8A%E3%81%91%E3%82%8B-k6w/featured


https://www.youtube.com/@dsvshnsfgfdtkmf

一番下に挙げた「Tajemnice Zdrady」は今までと日本向けではなくポーランド語で作られた完全にポーランド人向けのチャンネルと言えるが、猫のサムネイル動画へと遷移するとベトナム人による例の会社と思われるオフィス風景が再生される。つまりはこの会社は日本向けだけではなく少なくともポーランド向けにも展開しており、かなり手広く動画チャンネルを手掛けている事が窺える。またこの会社だが、日本人向けに次の様なチャンネルも手掛けていた。


https://www.youtube.com/@TajiMonogatari/videos

この「田島が語るスカッと話」というスカッと系話を展開させるチャンネルだが、「Hello and Welcome to My Channel!」では明らかに例のオフィスと思われる机などの備品が見え、ここでも動画制作について語っている動画がアップされている。なお、左上に「たまたま立ち寄ったイベントが想像以上だった」という動画がアップされているが、これは2026年3月に催された「ソウル国際スポーツ・レジャー産業展」を楽しむ坊主頭の韓国人(?)の動画となる。この他にもこの坊主頭の韓国人の韓国での日常(?)動画がいくつかアップされているのだが、果たしてこの坊主頭の韓国人がチャンネル主なのかは不明である。ただいくつか検索してみてもこの坊主頭の韓国人の動画は検索しても出てこない事から、もしかするとチャンネル主と繋がりがある韓国人なのかもしれない。、またこの様なわかりやすい動画を挙げているわけではないが、テンプレ的な文章の使いまわし、例えば"「アラーム設定」をすると、動画アップロード時にすぐに視聴できます。"の様な文章で検索すると上記に紹介した以外のチャンネルもいくつか出てくる。文章の一致だけでは必ずしもチャンネル製作者が同じとまでは言えないが、かなり手広くやっている様に見える。「田島が語る~」にしても、ポーランド語を使用しているチャンネルにしても、これらを見ると日本の政治系動画をアップしているのは政治的意図というよりも、金銭稼ぎの一環として政治系は再生数が稼げるからやっているという可能性が高いだろう。
 また上記で少し韓国について触れたので脇道的に触れるが、直接的に示しているわけではないが次の様な動画チャンネルが存在した。

「世界政治の洞察」というチャンネルで今現在は削除されているが、画像の文字がおかしいのもそうだが、そもそも説明文がベトナム語で行われているという杜撰なチャンネルだった。ただこのチャンネルの中に次の様な動画が存在した。

動画は日本人向けに拘わらず何故か見出しがハングルで書かれているというチグハグな動画だ。上記の動画は韓国向けの様にも見える動画がいくつか散見される、というか少し調べただけでもパクりが含まれる。例えば右上の「まさか本当に~」という動画は韓国の「신사임당」というチャンネルのサムネを日本語訳しただけでパクってることは自明だ。


https://www.youtube.com/watch?v=GSWnxeCIyA0

韓国も日本と同様に政治、経済や海外の反応で韓国を持ち上げたりする動画は散見される。日本の例の様にわかりやすい動画製作風景を治めた動画は流石に見つけられなかったが、そういったチャンネルの中にはベトナム人が運営しているチャンネルもあるのかもしれない。
 最後にベトナム人が日本向けのyoutube動画を作っているという証拠を動画以外で紹介する。それはずばり求人情報だ。ベトナム語で日本語能力を求める求人情報を探していたところ、次の様な求人情報を見つける事が出来た。


https://www.topcv.vn/viec-lam/nhan-vien-dich-noi-dung-youtube-tieng-nhat/1939977.html
※自動翻訳済み

上記では仕事内容として「YouTube動画(スポーツ、野球、ニュース、感動系など)向けに、ベトナム語から日本語へのAI翻訳をレビュー」という一文がある。この会社が果たしてどのような動画を作成しているかまでは不明なのだが、やはりベトナム企業が日本人向けにスポーツ、ニュース、感動系などを作っている事は確実だろう。ただ念のために書いておくが、ベトナム人(外国人)もいるというだけで動画の作り手の大半は金銭目的の日本人が大半だと思われる。

日本でグループ的にやってるであろうチャンネル

 ベトナム人が作っているチャンネルの話題はひとまず終わりとして、日本人が作っていると思しきチャンネルもちょっと紹介してみる。それは次のようなチャンネルだ。


https://www.youtube.com/@%E3%82%AC%E3%82%AF%E3%81%AEF%E3%83%A9%E3%83%B3%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AD%A6

この「ガクのFラン政治学」は「ガク」というキャラクターを作って喋らせるのだが、動画の中身自体は実在しないXのアカウントのスクショなどを動画に使用するなど甚だ倫理感の乏しい動画をアップするチャンネルだ。


https://www.youtube.com/watch?v=fdsLFGGbdfc

上記の「外交安保専門家 @gaiko_anpo_expert」というXのアカウントは検索してもヒットしないし、また上記に投稿されている文章を検索してもヒットしない。元ネタとなった投稿はあるのかもしれないが捏造アカウント及び投稿と見るしかないし、他の動画においてもこの様な実在しないと思われるアカウントのスクショが使用されている。また同じ手法では「政治ステーション」というチャンネルでも行われている。


https://www.youtube.com/watch?v=gEilDTERQsU

動画のアップ時期が双方ともに同時期(2026年2月)であり、また双方ともにXでアカウントを作成してる*1等の共通点から製作グループは同一である可能性が高いだろう。また「ガクのFラン」の「投稿」から辿ると関連と思しきチャンネルがいろいろできて、何らかの繋がりがそれらのチャンネル間にはある事が予想される。また繋がりという意味では分かりやすい部分で言えば、次の様な反応だ。

ガクは電子書籍で上記の様な本を出したのだが、それに対してややもすると情報商材的な感じもするする文面で紹介してるアカウントが複数現れていた。

マイナーな電子書籍を同時期に勧める文章で紹介しているのを見ると運営者が同じか、グループの繋がりがあるのだろう。この投稿の中には動画の類似性などから運営者が同じと思ってたという様な反応も見られたが、そう考えるしかないだろう。これらの運営者が何処まで政治思想を背景として運営しているかはわからないが、この様に複数チャンネルの運営、若しくは連携が行われ、政治系動画の数も多くなっているのだろうなと。
 ちなみに筆者は今現在youtubeの収益化が剥奪されたり対策を考えたりしてる人たちが集まるコミュニティに入ってみたのだが、そこでは最近になってyoutubeによる収益化の剥奪事例が多く見える。昨今はAIの出現も相まって動画が氾濫し、その影響もあってか量産型コンテンツと判断された場合に収益化が剥奪されている模様だ。ガクのFランなどのキャラクターの使用はこの収益化剥奪の為の対策なのかもしれないが、とはいえコミュニティ内の報告ではキャラを作っても剥奪されている事例があったように思う。切り抜き系ももうダメかもしれないと思っているメンバーもいる様で、youtubeでの収益化剥奪が進行すると多少はyoutube上のみとは言え政治動画の傾向が少し変わるかもしれない。ただ対策された動画が出ていたちごっこが繰り広げられるかもしれないけれど。



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