分かりづらいというより、そもそも「ごんぎつね」の物語構造を理解していないんだと思います。
「ごん、お前だったのか」が強烈なのは、ごんを撃ち殺してしまったあとで、兵十が初めて「栗を届けてくれていたのはごんだった」と気づくからです。
つまり、ごんの死と、もう取り返しがつかない段階で真意を知る悲劇こそが物語の核なんですよ。
なのにこのネタでは、共産党は「今日も赤旗を刷っていました」と普通に活動を続けている。
それでは「お前だったのか」のあとに何も失われていないし、手遅れでもない。
ごんぎつねの有名な台詞だけ借りて、肝心のごんぎつねが抜け落ちています。
誰にでも伝わる表現が難しいというより、テンプレートとして使うならまず元ネタの構造を理解しないと成立しない、という話です。