ダイエー、新CI「コーポレートロゴ」を2026年8月使用開始-産業再生機構傘下入りから約20年ぶり全面刷新、イオン近畿圏食品スーパー事業会社化を機に

イオン系近畿圏食品スーパー事業会社「ダイエー」(本社:大阪府茨木市)は、新CI(コーポレートロゴ)を刷新する方針を2026年7月17日に発表した。

ダイエーの新CI「Daiei」。

新CIは2026年8月1日より使用開始される。

日本型CI戦略の先駆的存在だった「上弦の月」

ダイエーの初代CI(通称:上弦の月)は、1975年10月に初代Dマークを置き換えるかたちで使用開始。同年春にデザイン経営コンサルタント「PAOSグループ(中西元男事務所)」主導のもと、レイ吉村がデザインを担当した「A案(青基調のDa)」「B案(オレンジ基調のD=上弦の月)」のうちB案がもととなっており、日本を代表する最大手流通グループの象徴として約30年間にわたり親しまれた。

心を込めた「ごはんがおいしくなるスーパー」

ダイエーの現行CI(通称:ダイエーの文字とハートをあしらったマーク)は、2004年12月の産業再生機構傘下入りにともなう構造改革の一環として、2005年10月に使用開始。2005年12月の北野田店を皮切りに塔屋や各種販促で順次採用例が広がった。
現行CIへの刷新にあわせて「ごはんがおいしくなるスーパー」を掲げ、新PB商品導入や中食強化を打ち出し、2012年9月の平塚店閉店(2026年7月現在はヤオコー平塚宮松町店)をもって切替を終えた。2021年3月の茨木太田店で初代CI回帰への実験的な試みがみられたもの、2026年3月の光洋吸収合併後は現行CIに関しても公式サイトや各種販促での利用を縮小していた。

ダイエー、約20年ぶりにCI全面刷新

ダイエーの新CIは2026年7月17日に正式発表したもので、8月1日に使用開始となる。CIの刷新は2005年10月以来約20年ぶり。
新CIは「『お客さまのために』という変わらぬ原点と、イオンの近畿圏中核企業として、近畿から新たな価値を創造し、時代を切り開いていく決意」を示したもので、虹のように弧を描くモチーフや躍動感・成長への想いを表現したものとしている。
なお、初代CIと新CIの商標はイオンが所有(新CIは2026年7月現在出願中)している

新CIの店舗採用形態は不透明

都商研の取材では2030年を目処にダイエー既存店「ダイエー」「グルメシティ」「KOHYO」「マックスバリュ」「イオンフードスタイル」の約8割を「FoodStyle from AEON(新生フードスタイル)」に転換する方針を示している。
一方、約2割の店舗の屋号や業態に関しては依然として具体的な方針が定まっておらず、新CIがどういったかたちで店舗に採用されるかも不透明となっている。

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