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【高校野球】教訓胸に猛攻、歴史刻む/草加東


慶応志木―草加東 初の4回戦進出を決め、喜ぶ草加東の選手たち=越谷市民
▽3回戦
草加東 9―2 慶応志木

 5―2で迎えた七回、椛沢の右前打で1点を追加し、なおも2死満塁。1番庄司の放った打球が深々と右中間を破ると、走者3人が生還。草加東が、鮮やかな猛攻で1980年の創部以来初となる4回戦進出を決めた。土橋監督は「地区大会でも2勝目が遠かった。『県大会で戦えるようになろう』と言ってきた中で、すごく重要な1勝」とうなずいた。

 すさまじい集中力で、スコアボードに12個もの「H」ランプをともした。特に六、七回の6得点は全て下位打線がつながって生まれたもの。庄司は「下位打線が自らの仕事をして回してくれたからこそ打点を挙げられた」と好機では走者を全てかえし、3安打5打点とチームをコールド勝ちに導いた。

 3年生にとって、脳裏に焼き付けた試合があった。

 0―11で大敗を喫した昨夏の埼玉平成戦だ。「初戦のサヨナラ勝ちで勢いに乗ったが次の試合では気の緩みを感じた。先輩が残してくれたメッセージだと思ってここまでやってきた」と主将の宮田。今夏は浮つくことなく、目の前の敵を倒すことだけに目を向け3回戦の壁を打ち破った。

 未知なる4回戦の相手はCシード秀明英光。宮田は「追う展開になると思うが、粘って粘って、チャンスにつなげて1本出せれば」。挑戦者としての並々ならぬ覚悟がにじんでいた。
2026/07/16 10:00:00
記事提供:埼玉新聞

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