【「今上陛下とは38親等の隔たり」も…】皇室典範改正案が衆院可決
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10日夜、国会周辺には政府与党の国会運営などに抗議の声をあげる人たちが集まり、中には『国民の声を聞け』というメッセージを掲げた人も
皇室典範改正案は、与党に加え、中道や国民民主などの賛成多数で可決し、衆議院を通過した
▼皇室典範改正案の柱
①女性皇族が結婚後も皇室に残れる
②旧宮家の男系男子を養子に迎える
この柱は衆参両院の議長らのもとでまとめられた『立法府の総意』に基づくもの
→改正案には『立法府の総意』になかったことまで盛り込まれたとして一部野党が反発している
『養子のもとに生まれた男子に皇位継承の資格を認める規定』には…
共産党 塩川鉄也 衆院議員
「旧11宮家の方々と今の天皇との共通の祖先は、約600年前の室町時代まで遡る遠い血筋の方々であるとされておりますが、一体何親等の隔たりがあるのか」
宮内庁 緒方禎己 次長
「今上陛下とは36〜38親等の隔たりがあるものと承知しています」
共産党 塩川鉄也 衆院議員
「はるか遠い血筋の男系男子の養子の男子には天皇になる資格を与える一方で、今の天皇の子である女性皇族やその子には天皇になる資格を与えないというのが、本法案の本質であります。到底、国民の理解は得られない」
▼審議入りから3時間半で改正案は委員会を通過
中道改革連合 中野洋昌 衆院議員
「皇位継承の議論をしていくという中において、現段階で政府として何か方向性を決めているものであるのか」
木原稔 官房長官
「将来の皇位継承のあり方について立法府における将来の検討を先取りしたり、縛ったりするような趣旨のものではないと改めて申し上げます」
『養子の子の皇位継承』を理由に態度を保留にしてきた中道改革連合も、委員会の中での木原官房長官の答弁で一定の担保が取れたとして賛成し、改正案は可決
同日に本会議に緊急上程され採決へ。本会議でも与党に加えて中道や国民民主などが賛成、共産党は反対した
→党の方針に反して採決を棄権した人も
中道改革連合 早稲田夕季 副代表
「女性天皇、女性宮家、私たちはずっと主張してきたが、これについても盛り込まれなかったこと。国民の皆様にも理解ができないのではないか」
参議院では審議の場となる特別委員会が設置された
→与党側は14日にも審議を始めるよう提案
立憲民主党 斎藤嘉隆 国対委員長
「果たしてこういうスケジュール感で参議院に送付されてきて、本当に良いのかという思いは正直持っている」