中国南部を襲う断続的な大雨 各地の病院や商店が深刻な被害
北京、中国、6月22日 (AP) ー 中国南部を襲っている断続的な大雨により、各地の病院や商店が深刻な洪水被害に遭っていると、国営の中央テレビ(CCTV)が21日に報じた。 今月19日以降、広西チワン族自治区桂林市の永福県は集中豪雨に見舞われており、複数の河川で水位が警戒ラインを超えている。CCTVが放映した映像では、ある病院が医療従事者の出入りを確保するために仮設の橋を架けたほか、必要に応じて患者を搬送するためにゴムボートが使用される様子が映し出された。 CCTVによると、これまでに500人以上の患者が安全に避難を終えており、現在のところ死傷者は報告されていない。地元当局は4段階ある洪水緊急対応のうち「レベル4」を発動し、約620人の住民を避難させた。なお、中国の緊急対応システムはレベル1が最も深刻な状況を指す。 また、緊急管理部と自然資源部は、複数の地域で土砂災害など地質災害のリスクが高まっていると指摘し、地元当局に対して洪水状況の監視を強化するよう求めている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)