ロシア捜査当局は17日、「露軍に関する虚偽情報」を拡散したとする疑いで、元親政権派ブロガーのレメスロ氏を北西部サンクトペテルブルクで拘束した。国営タス通信が伝えた。レメスロ氏はプーチン大統領を手厳しく批判し、露国内外で話題を呼んでいた。
レメスロ氏は長年、政権を擁護する発信を続けてきたが、3月に突然、「私がプーチン支持をやめた5つの理由」と題した文章をSNSに投稿。ウクライナ侵略に伴う露軍の損害や国民の不利益、相次ぐインターネット規制などを列挙し、「プーチンは戦争犯罪者および泥棒として裁判にかけられるべきだ」と主張した。
投稿の直後、レメスロ氏は精神科病院に収容されたが、約1カ月後に退院していた。ロイター通信によると、病院収容が自発的なものか、強制的なものだったのかは分かっていない。(小野田雄一)