巨人・浦田俊輔、熱中症の治癒は「気合」…水風呂につかり8時間の睡眠でダルベックの逆転3ランにつないだ
◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―8巨人(15日・神宮) 蒸し暑い神宮の空気を、巨人・浦田俊輔内野手(23)が一瞬で切り裂いた。2点リードの5回2死二塁。内角低めに食い込んでくるカーブをしぶとく振り抜いた。「うまく打つことができました。走者をかえすことができてよかった」。打球が左前で弾むと、一塁ベース上で拳を掲げ白い歯をこぼした。 【動画】ダルベック止まらん!今度は逆方向へ2打席連発! がむしゃらに動いた。1点を追う4回に先頭で第2打席を迎えると、相手・奥川の真ん中高め直球を捉えて左前へ。ダルベックの逆転3ランにつなげた。9回には敵失に乗じて出塁。この日3出塁の活躍で1番打者としての任務を全うした。 前日14日は「2番・二塁」でスタメン出場も、手足のしびれなど熱中症の症状により大事を取って途中交代。心には悔しさが残った。「気合で治します」と球場を後にすると、寮では水風呂につかり8時間の睡眠時間を確保。試合前にはタンパク質を多めに取り、万全の状態で試合を迎えた。橋上監督代行は「表情を見ていても大きな問題がなさそうだったので、あのまま行きました」とこの日のフル出場について説明。背番号32も「きょうは完走できてよかった」と安堵の表情を浮かべた。 これで2戦連続マルチ安打をマーク。試合前の打率はリーグ5位の2割7分7厘だったが、この日で2割8分まで上昇。DeNA・度会と1厘差をつけ同4位に浮上した。「チャンスで一本打てた。それがよかったです」。暑さすらはね返す強さが、浦田にはある。
報知新聞社