海水浴客のすぐそばを泳ぐハナゴンドウ(17日、和歌山県太地町で)
和歌山県太地町で17日、ハナゴンドウと一緒に泳ぐことができる「くじら浜海水浴場」がオープンした。自然に近い状態でクジラを観察できる人気イベントを開催。入場は無料で、8月16日まで。
町立くじらの博物館では14日、イベントに向け、海水浴場に設けたいけすの中に博物館で飼育している雌のヨモギ(体長248センチ)とコスモ(同307センチ)を移動。午前11時から午後1時までの約2時間、いけすから放ち、すぐ近くを泳ぐクジラの姿に海水浴客から歓声が上がった。
海南市への帰省に合わせて東京都から家族3人で訪れていた会社員、森本大介さん(35)は「楽しかった。間近でクジラと一緒に泳げる機会はないので、息子に経験させることができて良かった」と笑顔を見せた。
飼育員の玉澤英怜奈さん(24)は「日本で唯一、クジラと一緒に泳げる海水浴場。2頭はこの日に向けてたくさん練習をしてきたので、皆さんの近くを泳いでくれると期待している」と話していた。
海水浴場の遊泳時間は午前9時~午後4時。問い合わせは太地町産業建設課(0735・59・2335)へ。