ソフトバンク・牧原大成 さすが“伊藤大海キラー” 正木欠場、3番起用に応えた決勝2点二塁打
◇パ・リーグ ソフトバンク6―2日本ハム(2026年7月16日 エスコンF) ソフトバンクは2―2の7回無死二、三塁、牧原大成内野手(33)が、日本ハム・伊藤大海投手(28)から決勝2点適時二塁打を放った。対伊藤は12球団最多となる通算24安打目とキラーぶりを証明。左足打撲の正木智也外野手(26)が欠場した影響もあり、「3番」起用された期待に応えた。 【写真あり】小久保監督長女は長身美女!今季初観戦で「優勝の瞬間も胴上げも」 仲間がはしゃぐ三塁ベンチに向かって牧原大は派手に2度もガッツポーズを決めた。 「チャンスで絶対に走者を還すという強い気持ち。それだけ。何とか食らいついた」 2―2の7回無死、周東、近藤の1、2番が連打で二、三塁。6月7日のDeNA戦以来の「3番」起用に見事なまでに応えた。カウント1―2と追い込まれていたものの、伊藤の4球目高め真ん中直球を強振。左中間へ落ちる決勝2点適時二塁打で相手エースをKOする。「投手も必死に投げているので、それをバックアップするのが野手。しっかりカミチャ(上茶谷)が抑えてくれたし、うまくいった」。6回2失点の右腕に、移籍後初先発初勝利をつけた。 伊藤からは4回無死でも中前打し、2安打2打点。通算対戦成績は77打数24安打7打点、打率・312。対伊藤の安打数は両リーグ最多を更新した。「本当にいい投手なので甘い球を仕留めるだけ」と敬意を表すが、まぎれもない“伊藤キラー”ぶりを発揮した。 準備の鬼、そして負けず嫌いの塊でもある牧原大はライバルの穴も埋めた。「正木ばかりに頼っていられない。そして負けたくない気持ちが自分を奮い立たせてくれました」。城北(熊本)から10年育成ドラフト5位で入団し、叩き上げてきたベテランは正木と一緒のお立ち台などで「慶応3兄弟(柳町、正木、広瀬隆)に負けたくない」と慶大出身の3人をライバル視。15日の同戦での自打球による打撲で欠場したその正木に代わり、ヒーローの活躍をしてみせた。 小久保監督は「2ストライクアプローチの仕方が良かった」と牧原大を称えた。チームは2カード連続勝ち越し成功。貯金も今季最多タイの19とした。 18日のロッテ戦からは今季最長の9連戦に突入する。「本当にワンプレーを必死にやるだけです」と気迫を前面に出す牧原大は試合後、正木と並びエスコンフィールドを後にした際も「正木には負けられないです」と、改めてファイティングポーズを取った。 (井上 満夫)