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【高校野球】焦らず冷静、多彩に得点/慶応志木


朝霞―慶応志木 3回表慶応志木1死一塁、井上が左中間へ先制の二塁打を放つ。捕手生頼=朝霞市営
▽2回戦
慶応志木 6―4 朝霞

 相手の小技や走塁に揺さぶられ、一度は逆転を許したが「焦らず、冷静に」(主将の花岡)の言葉をチーム内で共有。四球、好走塁、連打を組み合わせた得点パターンで逆転劇を演じた。

 三回、1番井上の二塁打と敵失で幸先良く2点を先行。2―0の四回からマウンドに上がった藤本は、制球に苦しみ、3連続四球を皮切りに足で揺さぶられるなど無安打で3点を献上した。「四球を恐れずに思いっきり投げろ」と仲間に鼓舞されると、藤本は五回以降、安定した投球を見せ、反撃への勢いをつけた。

 六回に菊地、花岡の連打と相手守備の乱れを突き、押し出し四球も絡め逆転。七回も花岡、前田の連続適時打で加点した。先発と指名打者で勝利に貢献した花岡は「チャンスで一本打てないことが弱みだったが、チーム一丸で払拭できた」と晴れやかだった。

 柴田監督は「走塁で揺さぶられるなど守備面で課題が見つかったことが大きな収穫」と、苦労して手にした1勝を前向きに捉えた。

■奇策で揺さぶり、一時逆転も惜敗/朝霞

 2点を追う四回、3連続四球で満塁にすると、川島の遊ゴロの間に1点を返し、続く生頼のスクイズで同点に追い付いた。

 その後2死一、三塁の場面で1番吉良に代わり代打の本田。石塚監督はバッテリーを揺さぶるため「左投手に対しフォースボークを誘う作戦の指示を出した」。ここで三塁走者の川島がホームに生還し逆転に成功した。

 六回に再び逆転を許し、惜しくも敗れたが、主将の幕内は「実戦を積んだ2年生にチームを引っ張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。
2026/07/12 19:00:00
記事提供:埼玉新聞

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