前々から申し上げている通り、日本の船会社はバブエルマンデブ海峡を現在通航できないため、直接的な影響は限定的と思われがちです。
しかし、世界の海運会社の中には同海峡を避けて航行可能なルートを取れる船社も多く存在します。
そうした船社がサウジアラビアのヤンブー港から石油を積み出し、マレーシアやシンガポールで日本船社とのSTS(船船間貨物移送)を行うことで、日本向け原油輸送を維持する可能性が高いと考えられます。
この間接的な影響は、決して小さくないでしょう。
紅海情勢の緊迫化は、グローバルサプライチェーンの柔軟性を試すとともに、日本へのエネルギー供給ルートに一定のコスト増・時間的遅延をもたらすリスクがあります。
*イラン、フーシ派に紅海封鎖を要請ー米国が電力網攻撃なら=Reuters
*IRAN TELLS HOUTHIS TO SHUT RED SEA GATEWAY IF US HITS GRID: RTRS