「京大のデモクラシーは死んだ」 学長選巡り職員組合が集会

京都大学長選考で教職員による意向調査(投票)結果が踏みにじられたと批判する藤原辰史・人文科学研究所教授=京都市左京区の京大で2026年7月15日午後0時16分、太田裕之撮影
京都大学長選考で教職員による意向調査(投票)結果が踏みにじられたと批判する藤原辰史・人文科学研究所教授=京都市左京区の京大で2026年7月15日午後0時16分、太田裕之撮影

 京都大職員組合中央執行委員会が15日、教職員の意向調査(投票)では候補者6人中3位だった立川康人副学長(京大将来ビジョン担当)が選出された次期学長選考について、問題点を指摘して説明を求める緊急学内集会を開いた。

 6月の意向調査で立川氏は299票(得票率20・8%)。最多得票者の478票(同33・3%)を大幅に下回ったが、学長選考・監察会議は国際卓越研究大学(卓越大)への対応などを理由に選出した。組合は同会議に再意向調査(決選投票)や説明を求めたが、新たな回答は得られていないという。

「選挙とは何かを学んだ京大で…」

 この日の集会は正午から京大百周年時計台記念館前の広場で約50人が参加。中央執行委員長の伊原木大祐・文学研究科准教授が「これまでになくひどいプロセス。共に声を上げよう」と呼びかけた。

 人間・環境学研究科の細見和之教授はギターの弾き語りで「3位でも総長(学長)、選考会議は増長、軍事研究費は膨張、内閣府は哄笑(こうしょう)(高笑い)」と皮肉った。京大が卓越大に選ばれるよう国の意をくんで次期学長を決めたという趣旨で、「京大のデモクラシー(民主主義)は死んだ」と…

この記事は有料記事です。

残り410文字(全文899文字)

全ての記事が読み放題

夏得最初の3カ月50%OFF

※割引期間中でも解約いただけます。

あわせて読みたい

この記事の筆者

アクセスランキング

1時間
24時間
SNS

スポニチのアクセスランキング

1時間
24時間
1カ月