フェミニストを怒らせるミーム。
この画像は、海外で話題になっているアニメ『葬送のフリーレン』に登場するフェルンと、ハリウッド的な「強い女性像」を比較したミーム。
まずハリウッド側の例として出てくるのが『シー・ハルク』です。
彼女はブルース・バナーに対して、こう言います。
「私は怒りをコントロールする専門家よ。だって、あなたより何倍もそれをやってきたんだから」
この場面では、ブルースがハルクとしての経験から、怒りを制御することの危険性や、自分がどれほど長年それに苦しんできたかを語っています。
それに対してシー・ハルクは、女性は日常的に見下され、性的な視線を向けられ、軽く扱われ、怒りを表に出せば叩かれてきた。だから女性は、社会の中で怒りを抑える訓練を強制されてきたのだ、という理屈で反論します。
つまり、脚本が伝えたい主張はこうです。
「女性は社会的に抑圧されてきた。だから怒りの扱いに関しては、あなたより私の方が上だ」
かなりフェミニズム的な社会批評として書かれているわけです。
一方で、『葬送のフリーレン』のフェルンはまったく違います。
彼女の印象的な言葉がこれです。
「救ってよかったと、もう大丈夫だと、そう思ってほしいのです」
この場面では、フェルンがかつてハイターに救われた過去が描かれています。
幼い頃に両親を亡くし、絶望したフェルンは、自ら命を絶とうとしていました。その時に現れたのがハイターです。彼は「今死ぬのはもったいない」と声をかけ、彼女を引き止め、命を救いました。
フェルンの「救ってよかったと、そう思ってほしい」という言葉は、この作品の大きなテーマである恩返し、人と人とのつながりをよく表しています。
彼女は、自分を救ってくれたハイターに対して、助けたことを後悔してほしくない。自分はもう大丈夫だと示すことが、彼への恩返しになると考えているのです。
西洋の脚本では、助けられる女性を「弱さ」として描いたり、誰かに救われることを「女性の敗北」のように扱いがちです。
しかしフェルンは違います。
彼女は、助けられた事実を否定しません。むしろ、それを受け入れたうえで、「私はもう立てる」と示そうとします。
この発想は、近年のハリウッド映画やドラマではあまり見られないものです。だからこそ、放送当時から海外でもかなり話題になりました。
Seeing this comparison is so damning, because it shows how bad the West is at writing Strong Female Characters
AIで生成