セレブ生活披露のインフルエンサー「宮崎麗果」被告、不正に手を染め有罪 父は元国会議員

黒木麗香被告(本人のインスタグラムから)

約1億5700万円もの巨額脱税で法人税法違反罪などに問われた広告代理業「Solarie(ソラリエ)」(東京)社長、「宮崎麗果」こと黒木麗香被告に15日、1審で懲役2年6月、執行猶予4年の司法判断が出た。父親は立憲民主党の白真勲元参院議員(3期)で、セレブなインフルエンサーとして知られたが、人生を転落させた。

判決によると、黒木被告は架空の業務委託費を計上する手口で約4億9600万円の所得を隠すなどし、法人税と消費税の計約1億5700万円を脱税していた。

1988年生まれの38歳。父親の白真勲氏は元朝鮮日報日本支社長で、国会では理路整然とした語り口で知られた。黒木被告は実業家として2020年2月に立ち上げたソラリエを経営する一方で美容系インフルエンサーとして知名度を高め、フォロワー数は44万人に上る。自身が所有する高級外車やブランド品、海外旅行の様子などをSNSで発信し、裕福な「セレブ」の暮らしぶりを見せていた。

私生活では2度の離婚を経て2021年、元EXILEの黒木啓司さんと結婚。仲睦まじい写真を発信し、「理想の夫婦」として羨望を集めていた。

1審判決では、脱税額が高額なうえ、「強固な犯意に基づくものであることは明らか」と断じられた。一方で、すでに修正申告を済ませたことや今後、適正な会計処理が行われるように体制を整えるなど、「会社の代表者としての社会的責任を果たそうとしている」ことなどが考慮され、刑の執行は猶予された。

ソラリエのホームページでは、本人名義で「ご報告」と題する文書で、脱税事件を巡り「本件については、過少申告のご指摘を重く受け止め、深く反省しております」と記載しており、「日頃より応援してくださっている皆さま、ならびに関係者の皆さま、多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深く陳謝申し上げます」と謝罪している。

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