駐在員の株式投資について~従業員持ち株会という選択肢を、静かに考える~
海外で働いていても、
「お金」に関する悩みが尽きることはありません。
住宅ローン、
子どもの教育費、
日々の生活費。
その一方で、
将来に向けて資産をどう増やしていくのか、
株式投資などの運用について考える場面も多いと思います。
私自身、
海外で働くようになってから、
意外にも一番困ったのが、
株式投資でした。
日本は長くゼロ金利が続き、
預金だけでは資産が増えにくい環境でした。
その中で、
株式投資は現実的な運用手段のひとつだったと思います。
最近は金利のある世界に戻りつつありますが、
それでも、
株式投資が重要な選択肢であることに変わりはありません。
ところが、
海外に転居すると、
基本的には日本の証券会社で、
自由に株式の売買をすることができなくなります。
場合によっては、
口座の解約を求められることもあります。
証券会社に伝えずに、
そのまま売買を続けている人もいる、
という話を聞くこともありますが、
それは、
あまりおすすめできる方法ではありません。
そうした中で、
ひとつの「逃げ道」になり得るのが、
従業員持ち株会制度です。
本来であれば、
海外赴任中は、
持ち株会の利用も難しいのでは、
と思われがちです。
ただ、
会社によっては、
海外赴任中であっても、
継続購入を認めているケースがあります。
すべての会社で可能とは限りませんが、
「自分の会社ではどうなっているのか」を、
一度確認してみる価値はあると思います。
もちろん、
自分の働いている会社の株を買うことについて、
「リスクが集中する」
という意見があるのも事実です。
給与も、
キャリアも、
資産も、
同じ会社に依存することになる、
という見方には一理あります。
一方で、
海外駐在という制約の多い環境の中で、
日本の株式市場にアクセスできる、
数少ない選択肢であることも、
また事実です。
従業員持ち株会が、
すべての人にとって最適な答えになるわけではありません。
ただ、
海外で働く中での資産形成を考える際、
ひとつの選択肢として、静かに検討してみる
価値はあるのではないでしょうか。
お金の話は、
どうしても感情的になりがちですが、
海外で働くからこそ、
制度やルールを理解したうえで、
落ち着いて判断することが大切だと感じています。
海外での働き方や、お金に関する選択について、
立ち止まって考えている方がいれば、
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