ライブ配信「エブリライブ」が連絡難、新代表の兼務企業「経営崩壊につながる可能性」
新代表「経営崩壊につながる可能性」
取材を進めた結果、6月下旬、新代表とのコンタクトに成功した。新代表はブレイン社の状況について、「ファクタリング事業について、その事業実態そのものに極めて重大な疑義が生じている。当初は資金繰りの悪化や一時的な経営不振を想定したが、調査を進めると事業そのものの存在や取引の実在性について確認が困難な状況となっている」と回答した。 さらに、「仮に現在確認されている疑義が事実であった場合、本件は単なる経営上の失敗や資金ショートの問題ではなく、多数の債権者や投資家に対する説明そのものが根本から覆る可能性がある」と明かした。 続けて、「状況によってはグループ全体の事業継続が困難となり、全子会社を含めた経営基盤の崩壊につながる可能性がある」と言及した。2社の現在の資本背景は判明しないが、代表者が同一である以上、エブリライブへの影響も心配される。
TSRは7月2日、エブリライブの現状に関して新代表に取材を申し込んだが、本稿作成時までに返答はない。7月3日、エブリライブの本社に訪問したが、応答もなかった。 新代表は6月下旬、ブレイン社に対する取材時に「事実関係の徹底的な解明を最優先事項とし、債権者保護の観点から関係資料の収集および調査を継続する」との見解を示しており、関係先を含めた実態の解明が待たれる。