結婚≒コミュニケーション『友情結婚』(中村光沙さん)
形にとらわれる時代は終わり、自分の生きやすさで選ぶ。
① 本書のあらすじ
(前置き)中村さんの結婚相談所で
結婚するカップルは異性との結婚。
性的マイノリティの人向けの結婚相談所を経営している
中村さんが、現代の性的マイノリティへの理解不足や
結婚相談所の紹介、成婚カップルの話などの
実例をもとに書かれた1冊。
② 時代の流れを知るために
なぜ、自分がこの本を読んでみようかと思ったかというと
時代が「男性だから、女性だから」「〇〇出身だから」
というカテゴリ分けが薄れていく可能性があり、
その人という「個」「人間力」が大事になってくる。
その時に「友情結婚」形がその時代の相性に合うと思ったので
時代の流れを知るためにも読んでみたいと思った。
③ 話し合い冊子
中村さんの結婚相談所では、
成婚前に「話し合い冊子」というものをお互いに作り、
それをもとに対話する話し合い期間を設けている。
お金のこと、結婚後の生活のイメージ、老後など、
フォーマットはあるものの、自由に書いてよく、
できるだけ具体的に書くことが
勧められている。
この冊子を結婚後も、年に一度でもいいから見返して、
その時の状況やこれからについて話し合ってほしい、
と書かれていた。
結婚はゴールではなく、その後も人は変化していく。
だからこそ、その都度、確認し、
すり合わせていくことが大切なのだと思った。
友情結婚に限らず、どんな形の結婚であっても、
結局はコミュニケーションなしには成り立たない。
そのことを、この「話し合い冊子」という
具体的な仕組みが、とてもわかりやすく
示していると感じた。
③ まとめ
この本を読んで、友情結婚は
「特別な人のため」だけではなく、
結婚したい人の選択肢の1つになりえると
感じた。
決まった家族の形にとらわれなくてもいい。
大切なのは、自分が安心できる関係を、
自分で考えて選んでいくということ。
「自分は性的マイノリティかもしれない」
と感じている若い人やその家族にとって、
この本は「こういう生き方もある」と知るための
1冊になると思う。



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