【力率改善のコンデンサには、必ず相棒がいる】
力率を改善する進相コンデンサ。
こいつには必ずと言っていいほど、直列リアクトルという相棒がセットで付いています。
これ、飾りではありません。
今の工場の電源には、インバータをはじめとした機器が出す高調波が混ざっています。
特にコンデンサは高調波にとって通りやすい道になるため、放っておくと高調波電流を吸い込みすぎて、過熱し、最悪焼損します。
直列リアクトルは、その流れ込みを抑える門番です。
ついでに、投入時の突入電流も抑えてくれます。
ここで一つ個人的に好きな話ですが、
この相棒、容量は「コンデンサの6%」と相場が決まっているようです。
なぜ6%か。
一番の悪者である第5高調波を弾き返すには、計算上4%を超えれば足りるんですが、そこに余裕を持たせた数字が6%となっているようです。
そしてもう一つ。
門番に守ってもらう代償として、コンデンサ自身の端子電圧は逆に約6%上がります。
だから6600Vの回路なのに、コンデンサの銘板には「7020V」と書いてあったりします。
誤植でも適当でもありません。
相棒と組む前提で、最初から体を鍛えてあるんです。
名コンビたるには、ちゃんと技術的な理由があるんですね〜⚡⚡⚡⚡