IOCがFIFAインファンティーノ会長を調査か…人権団体がバログン問題で「政治的中立」違反申し立て
サッカーW杯北中米大会で、トランプ米大統領の要請に基づき、国際サッカー連盟(FIFA)が米国代表FWバログン(モナコ)に対する出場停止処分の執行を猶予したことを巡って、FIFAのインファンティーノ会長が国際オリンピック委員会(IOC)による調査の対象となる可能性があると、米スポーツ専門局ESPN電子版が8日付で報じた。 【実際の投稿】米FWバログン「失望させてしまったことを、ファンに謝りたい」 ESPNによると、ロンドンに拠点を置く人権団体フェアスクエアが8日、2020年からIOC委員も務めるインファンティーノ会長がトランプ米大統領を支持することで政治的中立を定めた規則に違反したとして、IOCに申し立てを行う方針を明らかにした。 IOCへの申し立てでは、インファンティーノ会長が中立義務を定めたFIFA倫理規定に違反していると主張。同規定の対象者は公務において政治的中立を求められ、違反した場合は最低1万スイスフラン(約200万円)の罰金と最長2年間のサッカー関連活動の禁止処分を受ける可能性がある。 IOCは、FIFAなどのスポーツ団体に対して「オリンピズムの基本原則」の中立性を求めており、インファンティーノ会長が2020年にIOC委員に加わって以降、同会長に対する管轄権を有している。 インファンティーノ会長は昨年12月、トランプ米大統領に対して「FIFA平和賞」を贈っている。 「バログン問題」を巡っては、欧州議会の議員数十人がインファンティーノ会長の調査を求めている。(写真はAP)
中日スポーツ