日中全面戦争(支那事変)の発端となった1937(昭和12)年の盧溝橋事件から89年にあたる今月7日、中国政府は各地で記念式典を開いた。
国営中央テレビは「(日本が)再軍事化の道を猛進している」などと放送。歴史問題に絡めて日本の「軍国主義」を批判する主張を展開した。
北京郊外の盧溝橋で、1937(昭和12)年7月7日に発生した日中両軍の衝突だ。戦線は中国全土に拡大。37年12月に日本軍は南京を占領し、南京事件が引き起こされた。
中国政府は江蘇省の「南京大虐殺記念館」でも記念式典を執り行っており、南京事件は外交カードの一つとなっている。
「日本=加害国、中国=被害国」という図式で、情報を発信する中国政府。これに対し、主に高校1年生が使う歴史教科書は「南京事件」をどう扱っているだろうか。