自称「日本一のインフルエンサー」1・5億円脱税、想定外の売り上げに「納税認識甘かった」
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1億5000万円余りを脱税したとして、法人税法違反などに問われた広告代理業「Solarie」代表の黒木麗香被告(38)の判決が15日、東京地裁で言い渡される。自身のSNSで40万人超のフォロワーを持ち「日本一のインフルエンサー」とうたった黒木被告。公判では、想定以上の売り上げを得て納税意識が甘かったと釈明した。(貞広慎太朗)
「主婦で税務知識なく」
5月14日の東京地裁、黒木被告は黒いスーツに身を包み、眼鏡とマスク姿で出廷した。被告人質問が行われ、事件の経緯を説明した。
起訴状などでは、黒木被告は架空の業務委託費を経費として計上するなどの手口で、2021年1月期と23~24年1月期に計約4億9600万円の所得を隠すなどして、法人税と消費税計約1億5700万円を脱税したとされる。
3月の初公判で起訴事実を認めた黒木被告。被告人質問で弁護人から事件の経緯を聞かれると、「売り上げが想定以上に上がってしまった。それまでは主婦で税務の知識がなく、納税の認識が甘かった」と振り返った。
自著によると、黒木被告は16歳の時にモデルとしてデビュー。タレント活動や結婚、出産を経て、複数の会社経営に関わるようになった。自身のインスタグラム(インスタ)では、「宮崎麗果」と名乗って活動し、人気を集めた。
Solarieを設立したのは20年。検察側の冒頭陳述などによると、美容関連会社から化粧品の宣伝を依頼され、自身のインスタで紹介した。販売量に応じて報酬がSolarieに入る仕組みで、売上高は21年1月期から約8800万円に達し、23年と24年の1月期には各5億円を超えた。