柳井学園の山崎章弘監督がうれしい夏1勝「応援していました」 息子の日本ハム福也と“父子勝利”
◇第108回全国高校野球選手権山口大会1回戦 柳井学園5―1下松(2026年7月11日 絆スタジアム) エスコンフィールドから1500キロ以上離れた山口県岩国市の絆スタジアム。日本ハム・山崎福也投手(33)の父で2月に柳井学園の監督に就任した山崎章弘監督(65)が勝利の校歌を聴いた。「ずっと(送り出した選手を)応援していました。勝てて本当に良かったです」と感慨に浸った。 巨人、日本ハムで捕手や一塁手として活躍した。引退後も日本ハムや中日などでコーチを務めた。柳井学園との出会いは昨年3月。育英(兵庫)時代の後輩にあたる高橋克好部長に声をかけられ、練習を見に行った。「彼らがやっているのを見ておもしろいな」と思ったという。学生野球資格回復制度で資格を回復した。 監督就任にあたっては迷いもあったという。「どうしようかな」と息子の山崎福に聞くと、「やるしかないやろ!」と背中を押された。柳井学園の試合後となる午後2時から息子は1軍の西武戦に先発した。「しっかりやれよ。今年よくないんやから」と冗談交じりに父の顔も見せた指揮官だったが、それは杞憂(きゆう)に終わった。“父子勝利”になった。 「高校野球は原点だと思う。周囲のサポートもあるのでやりやすいです」と感謝する。練習のグラウンドの照明がLEDになるなど、バックアップも進む。2回戦は2年前の覇者、南陽工。「挑戦者の気持ちで食いついていきたい」と力強かった。