2026年7月12日(日)

上地結衣、涙の生涯ゴールデンスラム達成に「幸せ」 ウィンブルドン初制覇 1ゲームも与えず46分で完勝

[ 2026年7月11日 19:54 ]

生涯ゴールデンスラムを達成し、トロフィーにキスする上地(AP)
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 テニスのウィンブルドン選手権第13日が11日に行われ、車いすの部女子決勝で第1シードの上地結衣(32=三井住友銀行)は、第2シードのディーデ・デフロート(29=オランダ)と対戦。6―0、6―0の完勝で同大会初優勝を飾り、悲願の生涯ゴールデンスラムを達成した。

 上地は第1セットから相手を圧倒。サーブが決まらない相手に対し、ミスを最小限に抑えてポイントを重ねた。最後はこの試合初めてのサービスエースで締め、6―0で奪った。

 第2セットも相手がサーブミスを重ねる中、鋭いリターン、サーブで試合を優位に進めた。チャンピオンシップポイントを奪うと、顔を覆い、感極まる姿を見せた。試合時間はわずか47分。貫禄を見せつけた。

 表彰式では涙をこぼしながら「とても大きな意味があります。今大会、自分のメンタルを維持することは困難でしたが、今日は多くの人に支えてもらいました。この瞬間を分かち合えてとても幸せです」と語った。対戦相手のデフロートは「結衣、おめでとう。今日は本当に勝ち目がなかった」と完敗を認めた。

 上地はシングルスで全豪オープン(2017、20、25)、全仏オープン(2014、17、18、20、25)、全米オープン(2014、17、25)に加え、2024年パリ・パラリンピックを制していたが、ウィンブルドンは22、25年の準優勝が最高成績だった。

 車いすテニス女子シングルスの生涯ゴールデンスラムは21年のデフロートに続き史上2人目。日本人では男子シングルスの国枝慎吾、小田凱人に続いた。

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