2026年7月12日(日)

健大高崎が初戦突破 学校史上最多マネジャー15人も応援 全国から「入りたい」と人気の理由

[ 2026年7月11日 22:38 ]

第108回全国高校野球選手権群馬大会2回戦   健大高崎17―0伊勢崎工 ( 2026年7月11日    上毛新聞敷島球場 )

一塁側スタンドで応援する健大高崎のマネジャー(撮影・柳内 遼平)
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 群馬大会3連覇を目指す健大高崎が17―0で伊勢崎工に5回コールド勝利した。

 「4番・左翼」の佐藤麻恩(3年)が4回に右越え2ランを放つなど13安打17得点と打線が力を発揮。最速146キロ右腕の石垣聡志(2年)も2番手で好救援を見せた。

 スタンドでは健大高崎史上最多の15人となったマネジャーたちが声援を送り、数人は大会運営をサポートした。

 最後の夏を迎えた小保方花南マネジャーキャプテン(3年)は「これが甲子園に行ける最後のチャンスなので、チーム一丸となって戦っていきたいです」とベンチとスタンドのワンチームを誓った。

 同部のマネジャーは「社会人のイロハ」を学べる場所として名高い。青柳博文監督は東北福祉大卒業後に8年間、民間企業で働いた経験の持ち主で「社会に出た時に活躍できる基礎をつくってほしいと考えています。ただスコアを書く、場内アナウンスをするだけではなく、大人と話す機会を設けることを重要視しています」と確固たるマネジャー論を持っている。

 指揮官の言葉通り、スカウトや大学球界関係者など来客があれば、まずマネジャーが対応する。ここで、チームのタイムスケジュールなど状況を把握していなければ、適切な対応をすることはできない。来客が最初に会う「チームの顔」として、インプット&アウトプット能力が磨かれていく。

 合宿準備やデータ分析など長期でスケジュールを考える仕事と、当日に終わらせるべき仕事の業務配分はマネジャー自身で考え、1日の終わりにはミーティングで進捗状況と業務課題を確認する。さらに沖縄キャンプや遠征試合の帯同など普通の高校生活では広い世界にタッチできることも魅力の1つ。評判は全国の中学生に広がり、今春は静岡県出身の後藤緋里マネジャー、宮城県出身の大貫結生マネジャーら同部史上最多8人の1年生が入部した。

 同部最多の15人のマネジャー態勢となったことでチームで目標を達成する難関度は高まったが、小保方マネジャーキャプテンは「まとめることは難しいですが、その分やりがいも感じています。この経験を必ず社会に生かしていきたいと思います。チームのために本音をぶつけ合って、切磋琢磨しています」と前向き。選手に負けないほどに青春は青く燃えている。

(柳内 遼平)

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