皇室典範が衆院通過、成立へ 中道「苦渋だが賛成」、立憲は反対方針

有料記事

国吉美香
[PR]

 皇族数の確保に向けた皇室典範改正案が10日午後、衆院本会議で採決され、与野党の賛成多数で可決された。審議前に賛否を保留していた中道改革連合は賛成に回った。参院での審議を経て今国会(17日会期末)で成立する見通しとなっている。

 改正案は、10日午前の衆院議院運営委員会で審議入りし、即日採決により与野党の賛成多数で可決。その後、本会議に緊急上程された。自民党日本維新の会、中道、国民民主党、参政党が賛成、共産党が反対、チームみらいは党議拘束を外す「自由投票」の立場で採決に臨んだ。

 改正案は①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える――ことを可能とする。養子のもとに生まれた男子は皇位継承資格を有すると定めるが、与野党協議で皇位継承のあり方は議論していなかった。

 中道は、養子の子の皇位継承…

この記事は有料記事です。残り666文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録

この記事を書いた人
国吉美香
政治部
専門・関心分野
国内政治、沖縄など
  • commentatorHeader
    原武史
    政治学者
    解説

    午前中の議院運営委員会での各党の議員の発言をずっと聞いていたが、法案に反対する共産党はもちろん、賛成する中道改革連合や国民民主党も決して全面的に賛成しているわけではないことがわかった。中道改革連合についてはこの記事でも触れているので、

    2026年7月10日 13:45
  • commentatorHeader
    大庭三枝
    神奈川大学教授=国際関係論
    視点

    今回の皇室典範の改正に賛成したとはいえ、記事にあるように野党各党に様々な葛藤があったし、自民党内からも異論が出ていた。今後この典範に則って後継者を決めるに当たっても、木原官房長官の「養子の子孫については、ご指摘のように(立法府の)取りまとめ

    2026年7月11日 00:46