生きがい
テーマ:虚実
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競馬を予想している時は、以前の嫌な事を忘れている。嫌な事なんかあってはいけないが、生まれた家・家族や行った学校等全て気に入らない事ばかりだった。家族も世間も考えられないような環境の中で生きて来たので、本当にろくな記憶が無い。あるのは憎しみばかりで、事あれば冊人も辞さない気持ちだが、それでは週末楽しい事が出来ない。死んでしまった者を追いかけて、その子孫を考える事もあるが、それでは全く鬼である。この年で女を犯す訳にもいかないし、殴り飛ばす訳にもいかない。気も身体も強そうな女に、果たして拙者は勝てるのか。そんなものはだな。後ろから羽交い絞めにして、こうこうこうすればどうだろう。
よく、こんな身体で生きてきた。不自由さや不具合は、周囲からは分からない。思うようにならない事ばかりだったし、周囲は言っても分からないだろう。だから、下手に誰かと会おう等という気持ちは持たない方がいいと思っている。
だから競馬は生きがいなのだが、それがいけないと思っている。勝とうという気持ちがあると予想に悪い影響がある。こんな万馬券が欲しいと思っても、今日のレースは色合いが違っている。昨日は180万円の3連単が出ても、今日は同じようにならない。現実に即応して、現実を正しく見て、適宜な予想が出来ないといけない。頭を切り替えろ。思いにこだわるな。
勝ちたいという気持ちではなく、楽しむという気持ちでなければいけない。周りの事や過去の嫌な事を全て忘れて、そのレースに気持ちを昇華させるようでないといけない。遊ぶのではなく、只1点の馬券を見つけられれば、楽しさは倍化するだろう。
勝ちたいとか、お金が欲しいとか、そういう気持ちではいけない。手が臆病になり、可能性が狭まり、伸びやかな馬券にはならないからだ。お金を惜しんで、いざという時に勝負出来ないのも困る。ありとあらゆる事を調べても、頑張っても馬券は成功しない。


