農水省、「日本茶」をGI保護登録 国内産全て対象、模倣品対策強化
農林水産省は10日、「日本茶」を地理的表示(GI)保護制度に登録したと発表した。 【ひと目でわかる】日本から世界への抹茶輸出量 世界的な抹茶ブームを背景に、海外産の模倣品による権利侵害への対策を強化する。産地を指定せず、日本で生産されたものが全て対象となるのは、同省が所管する農林水産物・食品では初めてで、国税庁が所管する「日本酒」に次いで2例目。 GIは、地域と結びついた特性がある産品の名称を知的財産として保護する制度。緑茶の昨年の輸出額は約721億円と、農林水産物・食品の輸出拡大をけん引している。鈴木憲和農水相は同日の閣議後記者会見で、「好調な輸出がさらに後押しされることを期待している」と述べた。