✅中央銀行がデジタル通貨議題について沈黙している理由
2020年のパンデミック時、WEF・IMF・BIS・各国中央銀行といったグローバリスト機関がCBDC(中央銀行デジタル通貨)の概念を急速に普及させようとした。「紙幣がコロナウイルスを媒介する」という主張のもとデジタル通貨への移行が提唱されたが、これを裏付ける科学的根拠は皆無だった。パンデミックは全体主義的な世界秩序構築のための契機として利用されることが意図されていたが、ウイルスの致死率は中央値0.23%にとどまり、米国の約半数の州がワクチン義務化に抵抗したことで計画は瓦解した。
このパンデミックの試みは、グローバリストたちの真の意図を一般市民に露わにした点で歴史的な転換点となった。「陰謀論」と片付けられてきた主張を信じなかった数百万人が、国際的なエリート層による権力掌握計画の実在を認識するに至った。
CBDCがなぜ究極の経済支配手段となるのか。物理的な現金が存在する限り、政府や中央銀行を介さない取引は常に可能であり、金・銀・物々交換・闇市場といった代替手段も残る。しかしCBDCが社会に浸透すれば、政府の承認なしに経済活動に参加することが不可能になる。パンデミック時に構想されたシナリオは、ワクチンパスポート→追跡アプリの義務化→CBDCによるキャッシュレス社会という段階的な管理体制の構築であり、CBDCはその最終段階に位置づけられていた。経済へのアクセスを人質にすることで、市民を従わせるという構図である。
ではなぜ現在、CBDCをめぐる議論は表舞台から姿を消したのか。計画が撤回されたわけではなく、水面下での開発が継続されている。BISは現在「プロジェクト・アゴラ」を推進しており、中央銀行準備資産のトークン化、すなわちブロックチェーン台帳を通じた中央銀行間の資産取引の実証実験を進めている。これは最終的にすべての中央銀行取引をトークン化する第一段階と位置づけられる。同プロジェクト内では匿名取引は認められず、すべての取引が追跡・凍結可能な設計となっている。
注目すべき点として、BISは最新の発表において「CBDC」という用語を意図的に回避し、「トークン化」という表現を多用している。しかし本質的にはCBDCの構築にほかならない。
トランプ政権と米上院は少なくとも2030年まで連邦準備制度のCBDC参加を禁じる大統領令・立法措置を打ち出しているが、FedはBISのプロジェクト・アゴラへの参加を継続しており、脱退を公式に表明していない。
ドル基軸通貨体制との関係について、BRICSを通じたドル崩壊というシナリオは影響力の低下により現実味が薄れてきた。現在有力視されるシナリオは、EUやECBをはじめ欧州・オーストラリア・カナダなど政治的にグローバリストと親和性の高い国々がCBDCネットワークを構築し、ドルを基軸通貨の地位から段階的に排除していくというものである。その結果として生じるドルの地位低下を「デジタル化を拒んだ保守的なアメリカ人の自業自得」と位置づける言説が形成される可能性がある。一方でFedはBISとの協調を維持しており、米国も最終的にはこの体制に組み込まれることを見越した準備が進んでいるとみられる。
この戦略が成功するかは不透明である。パンデミック計画の失敗はかえって数百万人をグローバリストへの抵抗勢力として覚醒させた。欧州では大規模移民政策への反発がRestoreやAfDのような右派政党の台頭を招いている。ただし通貨が支配の道具として機能し始めた場合、社会的・政治的影響は計り知れない。
唯一の好材料は、CBDCの存在とそのリスクがすでに広く市民に認知されている点である。「トークン化」という言い換えによる煙幕作戦にもかかわらず、パンデミックで一度目が開かれた市民の警戒レーダーは依然として作動し続けている。
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Why Have Central Bankers Gone Radio Silent On The Digital Currency Agenda? zerohedge.com/economics/why-…