USB充電器の故障事故は他人事ではない。
使い方を見ると
・常時60W程度で使用
・使用期間は3~4年ほど
使用条件としてはかなり厳しい。
以下は考察と推測
この製品のどこが壊れたのかは不明であるが、真っ先に壊れるのが、電解コンデンサなどの寿命がある部品。
USB充電に使われる電解コンデンサは105℃4,000~10,000時間等がよく使われる。
Anker Nano II 65Wはフルパワー使用時に表面温度は76度まで上昇する。
内部温度は85℃程度はあるだろう。
電子部品の寿命推定はアレニウスの法則が有名
これは「使用温度が10℃低下すると寿命は2倍になる」というもの。
定格105℃4,000時間の電解コンデンサを85℃環境で使うと、寿命は4倍の16,000時間に伸びる。
これを1日8時間使ったと仮定すると、寿命は約5.5年となる。
1日12時間では3.6年となる。
最近の小型のUSB充電器が使われる環境は利用者が思っているよりも厳しい。
特に常時フルパワーで使う場合は故障を待たずに、3~4年程度で充電器を交換するのが良いだろう。
逆にパソコンなどに付属している大型のACアダプタは熱的に余裕があるので、小型のUSB充電器度ほどは厳しい環境にはない。
Anker Nano II 65W、内部黒焦げです
案の定コンセント側には問題がなかった