NATO首脳会議の土産に実弾付き拳銃 各国困惑、首相代理の茂木氏、小泉氏には贈られず

トルコのエルドアン大統領からリトアニアのナウセダ大統領に贈られた拳銃(リトアニア政府提供・ロイター)

トルコの首都アンカラで8日まで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の土産として、エルドアン大統領が各国首脳に実弾付きの回転式拳銃を贈っていたことが分かった。銃の規制のため持ち込めない国もあり、各国は対応に苦慮している。ロイター通信が報じた。

贈られたのは⁠トルコの国営兵器メーカーが製造したコレクター​向けモデルの6連発銃「​ギュムサイ357マグナム」とみられ、銃身には​各首脳の名前が刻まれている。トルコの防衛産業を世界にアピールする狙いがあるとみられる。

ベルギーのデウェーフェル首相は銃をブリュッセル空港の警察に預け、オランダとスウェーデンの政府はアンカラの大使館で保管していると明らかにした。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は軍事博物館に寄贈する方針だ。イタリアのメローニ首相は、既に首相官邸であるキージ宮殿に保管したという。

ポーランドのナブロツキ大統領の側近は地元ラジオ局に対し「通関手続きを経て、適切な場所に保管される。もちろん、誰も撃つことはないだろう」と語った。

外務省などによると、高市早苗首相の代理で出席した茂木敏充外相と小泉進次郎防衛相には拳銃は贈られなかった。

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