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文系・テック・ブログについて③

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さてさて、前回からの続き。これは全4回のうち3つめの記事です。なので、前々回と、前回の記事を順番に読むと、以下の文章はスムーズに読めます――。

で、話の続きは、

3.テクノロジー-ブログについて

ということですので、まずは以下。

テックブログとは何か

さて、ですけどね。当然のようにまずは小生、ググって参る。

すると、Google検索結果の最上段で、AIが、さも自分で考えたみたいに教えてくれる。AI時代のきょうふ!

テックブログとは、主にIT企業やエンジニアが開発の知見、技術課題の解決策、新技術の活用事例などを発信するWebメディアのことです。主な目的はエンジニア採用の強化、社内外への技術共有、ブランディングです。別名「デベロッパーブログ」や「開発者ブログ」とも呼ばれます。

つまりは広報ツールでありつつ、ナレッジベース。みたいな感じかしらね。

しかしまあ、もともとコンピュータ界隈のひとってさあ、しばしばネットで、こんなことばっかり書いてたよね。昔から。今でもいるけどさ。

仕事としてやってるんだって

ただね。昔はそういうのは、個人の活動が主だった。ここに書いてあるのは、企業や職業人が、その営業活動の一環として、自ら持つ技術の情報を外部向けに書いている、という話ですでしょ。そこはちょっと「へー」て感じしょ。

まここに書かれているように技術の共有とか、自分の技術力のアピールとか、「ウチはこういうことやってますえ」と広報することによって優秀な仲間を募る、という目的もあるんだろう。

しかし読者側のメリットとしてはそれだけじゃなくて、もちろん純粋に、他社や他人がやっているプロジェクトの進め方や具体的な課題の解決技術を学べる、という意味もあるだろう。

企業がやってるやつさ、いろいろあるけど、企業テックブログRSSていうサイトで見たところ、たとえばNTT DATAとか?ZOZOとか?LINEヤフーとか?マネーフォワードとか?モノタロウとか?スクエニは……これはまあ、やめちゃったみたいすね。

なんで「とか?」って書いてるかというと、別に僕がこれらのブログを特に読んでいるとか、質が高いとか、そういう話じゃないから。全然知らないから。

界隈がある。業界がある。

ただ、だいじなのは、こういうふうに技術を喧伝している界隈というのが成り立っているってわけだ。ちょっといい言い方をすると、業界でご近所さんと知識が共有されているわけだ。もっと言うと、異なる業界でも共通するツール(技術)が役立つということで、人々が束ねられているわけ。

そして、もう一個、いい言い方をすれば、こうやって技術を共有することで、コミュニティ化してるインターネットというのが、今なお、あるってことだ。

知らない人は、全然知らないと思うが。

わんわん喧嘩してる、XことTwitterしか、もはやインターネットには存在しないぜと思っている人も、いるとは思うが。そうではないということだ。これ、前回の最後に言ったことね。

ナレッジコミュニティ、だそうです

あと、GoogleのAIのやつが言うには、

Qiitaなどの外部プラットフォームや、自社のコーポレートサイト内で運用されることが多いです。

とも書いてある。

Qiitaってのは、つまりはテックブログばかりが集まってるブログサービス/コミュニティみたいなやつ。似たようなサービスには他にも、Zennとかがあるよ。いろいろ規約とかで縛りがあって、そういう内容だけ書いてね、みたいなことになっている。

もちろん、こういった記事をnoteやはてなブログ等々で書いてる人もいる。が、同じ種類の人たちの集まるサービス/コミュニティになっていれば、読者も執筆者もありがたいので、専用のサービスも流行っている。というわけだ。

言い換えるとさ、QiitaとかZennみたいなサービスは、エンジニアまわりの人間であれば一度は目にしたことがあるに違いない。技術情報が書いてあるからね。さっきも言ったように、知らない人は、全然知らないはずの、地味な流行りだけどさ。けど文系のインター-コミュニティ感に比べたら、お広いんじゃないすか。

ちなみにね、こういう知識共有型のコミュニティを「ナレッジコミュニティ」とか言うらしい。つうかさ、まあ、どうせ、「そう呼んでるやつがいる」というだけの話なので、別に覚えなくていいけど。

ただ実際、彼ら、コミュニティ感出しててさあ、同じテーマで記事書くとか、リアルイベントとか、いろいろやってるらしいよ。QiitaとかZennみたいなやつはさ。

テックブログは残った

まあさ、さっき名前を出した「はてな」だって、もとを正せば元祖・日本のナレッジコミュニティだけどね1。「人力検索はてな」。まあ正確にはOKWAVEのほうが先だけどね。そして最終的にすべてをYahoo!知恵袋がパクったわけですけどね。関係ないけど。

もちろんわたくしからすると、はてなのコミュニティなど、わりとどうでもよかったので、なんかイイものとして懐かしく思ってる、という話じゃないですがー。ただ、こうやって振り返ってみると、はてなはナレッジコミュニティとして始まったせいなのか、広い層が入ってきやすかったし、互いに対話をしようという雰囲気があったし、さらに言えば「文系」の人間も入ってきやすかった。

のかもね。

初期は何か、あのひとたち、集まったりしてたしね。はてな本社を訪問したりとか。

もちろん、そのコミュニティ感というのは、今は残ってはいないわけだが。

まざっくり言うとゼロ年代を通してみんなSNSに吸収されて雲散霧消した感じすかね。

ただ、エンジニア系の人たちは、当たり前だけどそのSNSをむしろ作る側の人間でもあったせいなのか、なお、外部が残された。で、Qiitaが設立されたのが、2011年だそうです。

というところで、物語としては、ここでテックブログの潮流がインターネット上に残ることになり、文系は潰えた、ということになりますかね。

てのはただの物語、推測に過ぎないですよ。我田引水だと言っていいわ。しかし、残された結果としては、一応、ですですよね。そしてわたしは、その推測にしたがって、来し方、そして今後について、考えた次第ってこと。

いや〜、歴史〜、流れてますね〜。

ならば、文系・テックブログである

というわけで、上記を踏まえつつ、前回までの話と結合させるわけですよ。つまり、わたしぁ、前回までに示した思索のプロセスによってですね、文系の領域も、本当は

  • 必要な道具
  • 道具の使い方
  • それらを運用するのに必要な考え方
  • それらを安定運用するのに必要な肉体や頭脳の取得方法
  • それらの技術が知識として広がった先にある世界について考えるメタ言説

とか、とかとかを、すべて「文系技術」として捉え、これらを扱う「テックブログ」をコミュニティとして活発にすることが、今後必要なんじゃないのか、と思った。ということなわけでした。

何度でも勘違いする人がいると思うので申し添えますが、「すぐ使える知識を並べたブログを作れ!!」みたいな話じゃないですよ。別にそういう即効性の高いスニペット(断片)も当然ありつつ、それらの効果的な運用とかを考えるメタ言説まで、この領域を一括串刺しにして扱えるようにジャンル自体を再創設するといんではという話です2

なぜいいのか、その理由は、もう前回までで示したので、読んでくれい。もうさあ何度も言わないので。

ざっくり言えば文系版Qiitaみたいなもんが「正しく」作られればいいんだけどね。僕が思う形で「正しく」。

じゃあ……やります?文系・テックブログの、ナレッジコミュニティ。発展させていきます?僕が。

やりませんよ

うーん……。

一瞬悩んだけど、少なくとも、今は無ー理ー。

理由は、いくつかある。

まずさあ、こう見えても僕は自分的に、けっこういろいろなことを成し遂げてきたのね。なので、自分に何ができるかはわかるわけ。その上で言うと、これが、できないとは言わない。いや、まじでまじで。

ただね、単純な話だけど、それをやるには僕の持ってる体力とか時間とか精神力とかのリソースをかなり使わなきゃいけないというのもわかるわけ。そうっすねえ、これについていえば、たぶん、望む形になるまでに、5年くらいかかる。

そして、それをやるには、一人では無理だと思う。つまり組織とかが必要だと思う。となると、お金もいるだろう。

あとさー、これってコミュニティを作ることそれ自体が、計画の中に大きく含まれるやつなんだよね。つまり、サービス運営とかを強めにやるやつだということっすよ。

しかし、それでも、やればできるとは思う。僕は、コミュニティをオーガナイズする必要があれば、作れるし、運営もできるのよ。できないわけではないと、自分の人生でわかりましたよ。

たまにね、まじでこういう話ししてると「つまり、やりたいってことね」とか言われるんだけど、そうではありません。みんなは、そうなのかもね。けど僕は違うのよ。つかそんな単純な話でいいなら、俺の性格なら、むしろやるんだわ。そうじゃないんです。

つまりあのですね、上記のような話に対して、そもそもなんだけどね?僕はね、そもそも、「一人でやる」人間なんすよ。正直、本当に、僕は、表現者に過ぎないなあと、最近よく思うんだよね。

「ひとりでやる」というスタイル

つまり僕がすることって、結局、個人としての表現活動なんだよね。冒頭に書いた、テックブログの話じゃないけどさ。個人側の人間ってこと。

表現者とか言うと、かっこよさそうとか思う人もいるかもしれないけどさあ、全然たいしたことじゃ、ないんだよこれ。表現として何かをこしらえて、そこから何かを受け取らせる人だけど、自分で何かを広げていく人ではないっていう、小さい話ですよ。そういう意味で、組織ではなく一人で行動する人だし、運営者じゃなくて表現者だ。ってこと。

僕はさ「バンドやったほうが話早いから」とか、そして「あんたがフロントマンをやったほうがいいから」みたいな理由でさ、出張って何かやる機会は意外と多いんです。さっきも言ったけど、できるのはできるのよ。けど、本来は、僕はそういう人なわけ。全然、僕自身の身体を使って何かをするような人じゃないわけ。最近は僕を知る人も、みんな知らないかもしれないんだけどさ。SNSとかのせいなのか?知らねえけど。

まいずれにせよー、ということで、コミュニティサービスは、今やりたくない。やりたくないので、やらない。

とはいえ、時間は流れていく。淡々と、よくないことになっていく。前々回の①の話とか、参照ね。そしてもちろん僕はさあ、何もやらないわけではないのよ。何もやらないでごちゃごちゃ言ってる人、嫌いだしね。

というわけで、僕は、ひとりで、このブログをやることにしたんです。たとえば、このブログにユーザーを複数招いて、同じシステムで記事を書くというのも考えたけど、どっちみちめんどくさいじゃん。人。だからひとりで、表現としてこれをやり、見た誰かに小さく鋭く影響を与える。というやり方を、ここでは使うことにする。俺はほらサブカル野郎だからそういうのが元々だしさ。

さて、それはいいとして。では、なぜ、まさにあなたが今見ている「このような」ブログにするのか?

次回、最終回!今こそ!その謎が明かされる!

まあひとつは「仮想・コミュニティがある感」だけどさ。ほかにもちゃんと理由があんだよ。

ということで、文系・テック・ブログについて④「技術を使うこと自体、表現だということについて」を次回に書いて、この項はおしまいとなるはず。テテーン(tada.wav)。


  1. 個人的な感覚では、「元祖・日本のナレッジコミュニティ」と言えば「はじあや」こと「はじめてのあやしいわーるど@ふぁみーる(罵倒は絶対だめ)」(過去ログURL:https://web.archive.org/web/20001018180935/http://strange.kurumi.ne.jp/bbs2.cgi)のような気がする。しかし起源とか言い出すとすぐ起源の話だけで盛り上がる人が興奮し出すわけで、そして起源など今やどうでもよいため、ここでは、はてなと書いておく。 
  2. つまりは、すでに、僕がこのブログにあれこれ書いているのが、そういうものの具体例なんだけどね。しかしまあ、自分であえて書きたくないタイプの文章というのもあるので、そういうのは書いてないけど。 

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