【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局が陸軍・海軍・空軍士官学校の統合を進めていることを巡り、3校の同窓会が8日、ソウルの国会前で決起大会を開き、3校の統合中止と白紙からの見直しを求めた。
士官学校の統合は李在明(イ・ジェミョン)大統領の公約であり、国政課題の一つだ。各軍の縦割り構造を克服し、連携体制を強化するため、段階的に軍教育機関の統合を進める方針だ。国防部は「国軍士官学校」を設立し、陸軍・海軍・空軍士官学校の士官候補生を統合して養成する案を示している。2024年12月の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による「非常戒厳」宣言当時、改めて浮き彫りになった陸軍士官学校出身者中心の軍組織を見直す意図もありそうだ。
士官学校の統合問題について、3校の同窓会が集団行動を行うのは今回が初めて。
主催者側によると、決起大会には士官学校出身の元軍幹部や野党議員ら約2000人が出席した。
同窓会は決起大会で発表した決議文で、「士官学校の統廃合は国軍の歴史と伝統、アイデンティティーと専門性、国家安全保障全般に影響を及ぼし得る重大な国家的懸案」として、「客観的な検証と国民的なコンセンサス、社会的合意に基づいて進めるべきだが、政府はこれを無視して拙速に推進している」と指摘した。
陸軍士官学校のパク・パンジュン同窓会長は「政府が推進する統廃合は、協力体制の強化や優秀な士官候補生の募集には役立たない」とし、「安全保障は実験の対象になってはならず、ましてや政治的な犠牲になってはならない」と批判した。
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