岡本和真が逆方向へメジャー初の満塁弾、2戦ぶり21号、大谷翔平の日本人1年目記録に王手! 今季の本塁打日本人単独トップ浮上
◆米大リーグ ジャイアンツ―ブルージェイズ(8日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク) 【動画】逆方向へメジャー初の満塁弾!大谷翔平の日本人1年目記録に王手! ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が8日(日本時間9日)、敵地・ジャイアンツ戦に「6番・三塁」でスタメン出場し、2試合ぶりの本塁打となる21号を放った。1―0の初回1死満塁の1打席目に先発右腕・ウェブから右翼へメジャー自身初のグランドスラムを放った。 逆方向に満弾となるアーチを描いた。初回1死満塁の1打席目、1ボールからの2球目。5年連続で2ケタ勝利を挙げているエース右腕・ウェブの91・8マイル(約147・7キロ)シンカーを逆方向にはじき返すと、右翼フェンスに跳ね返ったかのようにも見えて岡本はスピードを上げて走ったが、本塁打判定となった。ジャイアンツはチャレンジしたが、覆ることなくメジャー自身初の満塁弾。岡本は少し戸惑いながらも笑みを見せた。打球速度は99・1マイル(約159・5キロ)、飛距離は340フィート(約104メートル)、打球角度は34度だった。 日本人選手がメジャー1年目で21本塁打を放つのは、18年に22本塁打を放った大谷翔平(当時エンゼルス)に続いて2人目。現時点で20本塁打の26年村上宗隆(ホワイトソックス)を上回り、大谷の持つ日本人1年目の最多本塁打記録(22本)に王手をかけた。今季の本塁打でも20本の大谷、村上を上回って日本人単独トップに浮上した。 岡本は6日(同7日)の敵地・ジャイアンツ戦で、6回2死走者なしの3打席目に、先発右腕・ループの93・2マイル(約150キロ)のシンカーを左翼席に運んだ。3試合ぶりの安打で、出場した試合では8試合ぶりの本塁打となる20号ソロの打球速度は110・8マイル(約178・3キロ)、飛距離は412フィート(約126メートル)、打球角度は33度だった。 岡本は、6月25、26日(同26、27日)の本拠地・レンジャーズ戦では、2試合連続本塁打となる18、19号。日本人1年目の右打者で最多だった2006年城島健司(マリナーズ)の18本塁打を一気に抜いて、20号に王手をかけていたが、その後の出場した7試合は当たりが止まっていた。同30日には30歳の誕生日を迎え、直近3戦で2本塁打、3戦連続安打で一気に調子を上げた。 チームの93試合目での21本塁打は、レギュラーシーズン162試合に換算すると36・6発ペース。大谷が18年に樹立した日本人1年目の最多本塁打22本へもあと1本と迫り、日本人右打者のシーズン最多32本(25年、鈴木誠也=カブス)も上回るペースで本塁打を量産している。 ◆日本人選手の1年目の本塁打上位(▲は左打ち) 〈1〉22 ▲大谷翔平(18年、エンゼルス) 〈2〉21 岡本和真(26年、ブルージェイズ) 〈3〉20 ▲村上宗隆(26年、ホワイトソックス) 〈4〉18 城島健司(06年、マリナーズ) 〈5〉16 ▲松井秀喜(03年、ヤンキース) 〈6〉15 井口資仁(05年、ホワイトソックス)、▲吉田正尚(23年、レッドソックス) 〈8〉14 鈴木誠也(22年、カブス) ◆日本人選手のシーズン20本塁打以上(▲は左打ち、☆は本塁打王) 〈1〉55 ▲大谷翔平(25年、ドジャース) 〈2〉54 ▲大谷翔平(24年、ドジャース)☆ 〈3〉46 ▲大谷翔平(21年、エンゼルス) 〈4〉44 ▲大谷翔平(23年、エンゼルス)☆ 〈5〉34 ▲大谷翔平(22年、エンゼルス) 〈6〉32 鈴木誠也(25年、カブス) 〈7〉31 ▲松井秀喜(04年、ヤンキース) 〈8〉28 ▲松井秀喜(09年、ヤンキース) 〈9〉25 ▲松井秀喜(07年、ヤンキース) 〈10〉23 ▲松井秀喜(05年、ヤンキース) 〈11〉22 ▲大谷翔平(18年、エンゼルス) 〈12〉21 岡本和真(26年、ブルージェイズ)、鈴木誠也(24年、カブス)、▲松井秀喜(10年、エンゼルス) 〈15〉20 ▲大谷翔平(26年、ドジャース)、▲村上宗隆(26年、ホワイトソックス)、鈴木誠也(23年、カブス)
報知新聞社