番記者のちょっといい話 プロ初勝利を挙げたDeNA・深沢鳳介の原動力は…同期ドライチ・小園健太の存在
(セ・リーグ、ヤクルト4-6DeNA、13回戦、ヤクルト8勝5敗、5日、神宮)5年目右腕のDeNA・深沢鳳介投手(22)がプロ初勝利をマーク。5回2安打無失点と好投した。 深沢にとって原動力となったのは、同学年の小園健太投手(23)の存在だ。2022年の同期入団で市和歌山高出身の小園は高卒投手としては球団10年ぶりのドラフト1位。三浦大輔前監督の背番号18を受け継ぎ、25年にプロ初勝利を挙げた。 その頃、右肘内側側副靱帯再建術を受けた深沢は実戦復帰し、1カ月が経過した時期。小園について「ひと言で表すならライバル。2人で1軍で活躍できるようにと思っているが、負けたくはないですよ」。胸に秘めた反骨心が活力となった。 同期で入団した9人のうち、球団に今も現役で在籍するのは深沢、小園、梶原の3人。仲間がチームを去っていく現実に「ユニホームを着て投げさせてもらえることが本当にありがたい。頑張らなければいけない」と口にする。手術を乗り越え、つかんだウイニングボール。節目の勝利はスタート地点にすぎない。(DeNA担当・児嶋基)