グラウンドは工事中、近隣の学校と合同練習も…武蔵丘が5回コールド勝ちで初戦突破!【東東京】
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<第108回全国高等学校野球選手権東東京都大会:武蔵丘10―0日本橋(5回コールドゲーム)>◇7日◇2回戦◇明治神宮球場 【トーナメント表】東東京大会の組み合わせ 登録人数が10人という日本橋。3年生は朱嘉 俊主将のみで、あとは1、2年生だ。今春のブロック予選には、単独チームで参加できたものの0対21で大敗してしまった。選手10人と3人のマネージャーでの戦いを挑む。 対する武蔵丘は4月には11人の1年生が入部した。3年生10人と2年生8人、マネージャー5人を合わせて総勢34人となった。今の時代の都立校としては、十分に恵まれた人数である。 昨秋はブロック予選を勝ち上がって都大会出場を果たし、今春は都大会1回戦で聖学院に快勝。2回戦では昨秋にコールドで敗れた駒大高との再戦で、6対10と食い下がっている。 また現在、武蔵丘は校舎の改修工事に入っており、グラウンドには仮設校舎が建てられている状況だ。普段の練習では、工事中の狭い隙間の中でのノックや、打撃練習もティーバッティングやゲージの中だけの練習だ。状況によっては近隣の鷺宮や練馬工科、練馬などにお願いして、合同練習という形で参加させてもらって鍛えてきた。そんな中で練習試合でも結果を出しながら、チームとしては、確実に成長しているところを示しての夏の大会突入となった。 この春に責任教師から就任した扇原 進監督は、「本当に、協力していただいた近隣の学校のおかげで、チームも成長してきています。手応えとしては悪くないですし、みんな素直で明るくて、いい子たちなんです。それにチーム全員とても仲がいいので、少しでも長く、このチームで一緒に野球をやって行こうという思いも強いですね」と、目を細める。 武蔵丘は初回、「4番・DH」の野路 恵輔選手(2年)と松本 大和選手(3年)の連続三塁打など打者一巡で5安打4点を奪う。さらに2回にも振り逃げから始まって、打者8人で4点。完全に試合の主導権を奪った。3回にも3番・山崎 淳史選手(3年)の三塁打などで、さらに2点を奪って10対0とした。 敗れはしたが、日本橋も一生懸命に戦った。4回には田中 里空投手(2年)が三者凡退に抑えて、意地も示した。結果としては、初回の吉田 凌良選手の安打のみで終わってしまった。それでも、1年生が入ってくるまでは、練習試合もできないという環境の中で過ごしてきたこのチーム。奮闘したと言っていいだろう。
手束仁