ガメラファン必見!ガメラをこよなく愛する2人がおくる「『ガメラ』オンラインくじ」が登場!制作者&企画担当者にこだわりポイントについてインタビュー!!
KADOKAWAが運営するオンラインくじサービス「くじ引き堂」に、2025年に生誕60周年を迎えた『ガメラ』のオンラインくじが登場! その名は「『ガメラ』オンラインくじ」。最上位の「S賞」には「選べる!CCPJAPAN社製ソフビ ガメラ ガメラ(1999) バニシング・フィスト イメージカラー/イリス 月光カラー」がラインナップ! フィギュアメーカーのCCPJAPANが展開する「MSS(ミドルサイズシリーズ)ガメラ」をベースにオリジナルのカラーリングを施したソフビ人形だ。そこで今回は「S賞」のデコマス(彩色用見本)を担当されたCCPJAPANの田尻和也さんと「『ガメラ』オンラインくじ」を企画したKADOKAWAの佐名木雄太さんに、本商品の魅力についてお聞きした。
新たにソフビ人形を賞品に採用した「『ガメラ』オンラインくじ」誕生!
――まずはじめに、「『ガメラ』オンラインくじ」について、企画者である佐名木さんからご説明いただけますか?
佐名木氏:はい。アクリル製スタンドやパネル、カードといったコレクション性の高いアイテムでご好評をいただいている「くじ引き堂」ですが、今回は『ガメラ』をテーマに、新たな試みとして、最上位の「S賞」に立体物であるソフビ人形を採用しました。ガメラの名場面からフィーチャーした「ビジュアルアートアクリルパネル」、「アクリルジオラマ」、「ノスタルジック風プラロビーカード」といったコレクション性の高いアイテムに加えて、CCPJAPAN様にご協力をいただいたことで、これまでとは一味違った「くじ引き堂」のラインナップになったと自負しております。
――その「S賞」のソフビ人形の元となったCCPJAPANのMSS(ミドルサイズシリーズ)ガメラの企画・デコマス作成を手がけられている田尻さん。今回の商品化に至った経緯と田尻さんのお仕事についてお聞かせください。
田尻氏:私は、CCPJAPANというフィギュアメーカーで、主にゴジラやガメラといった特撮系キャラクターフィギュアの商品企画、監修、生産管理、彩色見本の作成などを担当しています。シリーズの根本的な設計や企画から、彩色見本の一つひとつまで幅広く携わっています。今回は、KADOKAWA様よりオンラインくじの賞品として弊社のソフビ人形を使いたいというオファーをいただいたことがきっかけで、最上位となる「S賞」のソフビ人形の企画・制作を担当させていただくことになりました。
――オファーがきた時の心境は?
田尻氏:私は特撮もののキャラクターの中でもガメラが本当に大好きなので、お話をいただいた時は純粋に嬉しく思いました。また、この「MSS(ミドルサイズシリーズ)ガメラ」自体が、自分が立ち上げたシリーズということもあり、オファーをいただけたことは大きな喜びでした。
――田尻さんも佐名木さんもガメラが大好きとのことですが、お2人のガメラ原体験は?
田尻氏:幼少の頃、レンタルビデオ店で親に借りてもらった平成ガメラの『ガメラ2 レギオン襲来』を観たのが始まりです。当時『ガメラ1』が貸出中でした(笑)。もともとゴジラが好きだったのですが、『ガメラ2』を観た時にとてつもなくハマりまして。本当は連続で全部観たかったのですが、親から「一気に観るんじゃない」と言われてしまい、誕生日記念や宿題を頑張ったご褒美等として、半年や1年に1本観ていいというルールでした。ですので、自分の中でガメラを観ることは特別な記念のような思い出になっています。それを小学校までずっと続けていました。怪獣のデザインも、すべての作品の中で一番好きです。特に平成ガメラ3部作は、ストーリーに関してもファミリー路線というより少しダークで、「本当に現実に怪獣がいたらどうなるのだろう」という想定で作られています。画角や映像も含めて、すべてが好きな要素ですね。
佐名木氏:私は田尻さんより少し年齢が上なのですが、小学生の頃の原体験がまさに今回の商品の元になった映画『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』でした。そこから遡る形で1作目、2作目と観ていき、昭和シリーズも網羅しました。当時は敵怪獣の「イリス」に非常に魅力を感じていました。胸部などの一部が発光する禍々しくも美しいデザインや、イリスがガメラを串刺しにするショッキングなシーンなど、敵怪獣ながらこれほど魅かれるものがあるのかと衝撃を受けたのを覚えています。
ガメラ好きがおくる“ガメラ好きも思わず唸るアイテムとは!?
――「S賞」のガメラとイリスのソフビ人形を筆頭に、すべての賞がガメラファンも思わず唸るマニアックな内容になっていますね!
佐名木氏:「S賞」が目玉アイテムであることは間違いありませんが、そのほかの賞に関しても、いくつ当たっても、むしろ増えることで嬉しくなるような構成にしています。「S賞」は、とあるイベントでCCPJAPANの方とお話しする機会があり、ダメ元で「弊社のオンラインくじの1等賞として御社のソフビ商品をお借りすることは可能でしょうか?」とお伺いしたところ、「ぜひ前向きに検討させてください」と言っていただき、田尻さんへ繋いでいただいたという経緯があります。そして、田尻さんが驚くほどのハイスピードでガメラのデコマスを作成してくださったので、当初はガメラだけの予定でしたが「進行中のイリスもお借りできないか」と追加でわがままなご相談をしたところ、こちらもすぐにご対応いただけました。結果として、非常に豪華な2体の取り組みが実現しました。
――既発のCCPJAPAN社製の「通常版」と比較してみると「S賞」のソフビ人形2体は透明成型色ですよね。最初からこの仕様だったのでしょうか?
田尻氏:ガメラに関しては、全体がクリアなものと、通常の商品の右腕だけをクリアにしたバージョンの2パターンを用意しました。自分で塗っていて、全身クリアの方が高級感もあり、劇中の右腕が光っている(バニシング・フィスト)迫力が背中側からも光源として伝わる仕上がりになったので、こちらを提案したところ、佐名木さんもクリア版を選んでくださいました。
佐名木氏:実物を拝見した時、ライトを当てていないのに本当にガメラの腕が燃えているように見えて、田尻さんの技術のすごさに驚きました。まさに『ガメラ3』のクライマックスシーンの再現ですよね。
田尻氏:他商品では右腕だけがクリアという仕様が多いのですが、劇中のシーンをよく見ると、画面全体が真っ赤になるほどの迫力があります。その臨場感をフィギュアに落とし込みたくて、どの角度から見ても全体が映えるよう意識して塗装しました。頭の中でイメージは固まっていたので、迷いがなく、デコマス作成自体は1時間もかかっていません。普段のミドルサイズのデコマスなら15分ほどで塗ることもあります。
――「イリス」といえば本体色がオレンジを基調としているかと思います。今回のカラーリングはどのようなイメージで作成されましたか?
田尻氏:イリスに関しては、満月をバックに飛行するシーンをイメージした「月光カラー」となっています。飛翔する際に単眼がオレンジがかった色に発光する印象的な部分をソフビに落とし込みました。
佐名木氏:逆光の中でオレンジがかった単眼(タンガン)の色彩まで見事に拾っていただいて、まさに伝統工芸品のような趣すら感じます。本当に素晴らしいものを作っていただきました。
ガメラ好きにはたまらない!ファン必携の豪華なくじの魅力!!
――それでは「『ガメラ』オンラインくじ」全体についてもお話を!
田尻氏:下位賞の缶バッジなども含めて全体的にサイズが大きくてガッツリ作り込まれていますよね。かなり頑張られたのではないですか?
佐名木氏:はい、関係各社様にご協力いただいて実現した豪華な仕様になっています(笑)。(実物を見せながら)「C賞」の「ノスタルジック風プラロビーカード」は、まだ映画館にモニターパネルがなかった時代、ロビーに飾られていた場面紹介カード(通称:ロビーカード)を再現したものです。各作品名が印刷された封筒の中にプラ製のロビーカードが1枚入っていて、この封筒は当時、映画会社が映画館に配布する際に使っていた封筒をイメージしたものです。
――いいですね! ビジュアルの選択にも佐名木さんのこだわりを感じます。
佐名木氏:「選べる!対決アクリルジオラマ」は、スタンドの台座の部分も最初はシンプルな岩のベースにしようと思ったのですが、せっかくなら台座ベースにタイトルロゴ、そして今回の60周年記念の特別ロゴを配置した豪華な構造にしました。デザイン会社の方にも熱烈なガメラ好きの方がいらっしゃいまして、「ぜひやらせてほしい!」と、非常に熱量高く仕上げてくださいました。
田尻氏:ガメラファンならこれは欲しくなりますよ!
佐名木氏:一番下の賞は「スクエア缶バッジ」で、ちょっと大きめの角型の缶バッジです。通常のポスターデザインに加えて、遊び心として「台本風デザイン」を取り入れています。
田尻氏:本企画の最初の段階から、佐名木さんからは「S賞」のソフビ人形2体のカラーリングに関しても熱意あるご提案をいただいていました。実際にほかの賞のアイテムを見ても、思っていた以上に魅力的なものが多く、まさに「ハズレ」という概念がまったくない、熱意に溢れたくじになっていると感じました。
――ところで田尻さんは、個人でもガレージキット等の作成代行を行っているとお聞きしたことがあるのですが……
田尻氏:はい。メーカーでのCCPJAPANの仕事とは別に、「さるタジラ」というペンネームで模型活動をしています。こちらは彩色師としての活動で、個人のお客様から未塗装のガレージキットの制作をご依頼いただいたり、「ワンダーフェスティバル」などの当日版権イベントに出展されるディーラーさんの展示見本(デコマス)を作成したりしています。会社から帰宅した後に夜な夜な個人的に模型作りをやっているので、あまり休まる時がないくらい没頭しています。
――ということは、当然ガメラフィギュアの彩色依頼も多いのでしょうね。ガメラの時は気持ちの入れ方が変わったりしますか?
田尻氏:かなり多いですね。ガメラや怪獣を塗ることに関してはもちろん気持ちが前のめりになりますが、新しいものは自分自身に技術開拓になるので、常に新鮮な気持ちで向き合っています。
――ガメラは怪獣なので、生物独特の肌の質感や牙の光沢感など、塗りにもかなり高度な技術を要しますよね。田尻さんが商品企画やデコマス作成で、常に心がけていることは何でしょうか。
田尻氏:ガメラに関しては、大学時代のアルバイトでほかのソフビメーカーにいた頃にも企画に携わっていたため、CCPJAPANで2社目になります。当初は彩色見本を塗っていたのですが、怪獣への熱量が伝わったのか、商品企画も任せていただけるようになりました。企画をするうえで何よりも心がけているのは、「まず自分が本当にいいものだと思えなければ、その熱量はお客様には伝わらない」ということです。「こんなものが欲しかった」と自分自身が思える商品企画を行うことを大切にしています。
――秋葉原ラジオ会館のジャングル秋葉原店様でも、ミドルサイズシリーズの新作が多数発表されていました。今後の展望についてお聞かせください。
田尻氏:MSS(ミドルサイズシリーズ)は、ガメラに限らず様々な映画やアニメ、『貞子』や、夏に放送される新作TVアニメ『乙女怪獣キャラメリゼ』などの展開も決まっています。日本の伝統的なソフビ文化の中で、様々なキャラクターを表現していきたいです。ガメラに関しても、平成3部作だけでなく、昭和シリーズ、そしてアニメ『GAMERA -Rebirth-』も含めて魅力的な怪獣がまだまだたくさんいますので、全怪獣を出していく勢いで今後も継続していきたいです。
――それでは最後に、読者へメッセージをお願いします!
佐名木氏:『ガメラ』をテーマとした「オンラインくじ」は、おそらく世の中で初めての試みとなります。ファンの皆様に喜んでいただけるよう、細部までしっかりと作り込みましたので、ぜひ楽しんでご参加いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
田尻氏:今回は「オンラインくじ」という形で、私が彩色見本を担当したフィギュアがラインナップされます。ガメラ並びに弊社のフィギュアファンの皆様のご期待に応えられるカラーリングになっていると思いますので、ぜひ多くの方に手に取っていただければ嬉しいです。
――本日は貴重なお話をありがとうございました!
※2026年5月中旬 KADOKAWA会議室にて取材
PROFILE
- 田尻 和也(たじりかずや)
CCPJAPAN 主任(企画・製造管理)/彩色師 CCPJAPAN株式会社で主に特撮フィギュアの企画・開発の管理、デコマス(彩色用見本)塗装など多岐にわたる分野を担当。企画者とペインターの二刀流として活躍。SNS上では「さるタジラ」というペンネームで、怪獣ガレージキットのフィニッシャーとして活動している。
- 佐名木 雄太(さなき ゆうた)
KADOKAWA MD事業部トイ事業開発室。今回のガメラくじが初めて自分が主導した企画。前職・前々職ではカプセルトイの企画開発を担当。
オンラインなのでいつでもどこにいても購入可能!
これがファン垂涎の「『ガメラ』オンラインくじ」の全ラインナップだ!!
「S賞」選べる!CCPJAPAN社製ソフビ ミドルサイズシリーズ ガメラ ガメラ(1999) バニシング・フィスト イメージカラー/イリス 月光カラー
CCPJAPANの人気ソフビ商品「MSS(ミドルサイズシリーズ)ガメラ」より、「ガメラ(1999)」「イリス」の「『ガメラ』オンラインくじ」くじ引き堂オリジナル仕様。
「S賞」選べる!CCPJAPAN社製ソフビ ミドルサイズシリーズ ガメラ ガメラ(1999) バニシング・フィスト イメージカラー/イリス 月光カラー
- 全2種
- サイズ:全高約13cm以内
- 素材:PVC
※画像は開発中のものです。
※照明をあてたイメージ画像です。
「A賞」選べる!対決アクリルジオラマ
劇中の対決シーンを再現したアクリルジオラマです。プレートに組み込まれたパーツを取り出して組み立てることで完成するアクリルジオラマ。当選後は3種類の中から選ぶことができます。
「A賞」選べる!対決アクリルジオラマ
- 全3種
- サイズ:組立後…長辺約13.6cm×短辺6.9cm×奥行3.4cm、組立前/プレート上面積…長辺約21cm×短辺14.8cm
- 素材:アクリル樹脂
※画像は開発中のものです。
「B賞」ビジュアルアートアクリルパネル
ガメラ55周年の際に新規作成されたビジュアルアートを使用したアクリルパネルです。
「B賞」ビジュアルアートアクリルパネル
- 全6種
- サイズ:長辺約11.9cm×短辺9cm
- 素材:アクリル樹脂
※画像は開発中のものです。
「C賞」ノスタルジック風プラロビーカード
劇中シーンを使用したロビーカード風のプラカード(はがきサイズ)です。カードを封入する封筒に入っています。
「C賞」ノスタルジック風プラロビーカード
- 全12種
- サイズ:プラカード…長辺約14.8cm×短辺10cm、封筒…長辺約19.7cm×短辺11.9cm、プラカード…縦約10cm×横14.8cm程度
- 素材:PET・紙
※画像は開発中のものです。
「D賞」スクエア缶バッジ
ポスターデザイン6種、台本風デザイン3種、劇中シーン9種を加えた、ちょっと大きめの缶バッジです。
「D賞」スクエア缶バッジ
- 全18種
- サイズ:長辺約7.9cm×短辺5.4cm
- 素材:紙、鉄、PET
※画像は開発中のものです。
「おまけキャンペーン」ビジュアルアートスタンドカード
10連セット購入で必ず1枚いずれかのカードがランダムでもらえるおまけ賞のカードです。ガメラ55周年の際に新規作成されたビジュアルアートを使用。「くじ」の前半2種類・後半2種類で展開し、期間によってもらえるカードが異なります。
「おまけキャンペーン」ビジュアルアートスタンドカード
- 全4種
- サイズ(名刺サイズ):縦約9.1cm×横5.5cm程度
- 素材:紙、PP
※画像は開発中のものです。
DATA
『ガメラ』オンラインくじ
- 価格:1回770円(税込)
- 販売予定:2026年7月16日発売開始、2027年1月下旬~2月下旬頃お届け予定
- 配送手数料:550円(税込)※【20個】まで1回分配送
- 発売元:KADOKAWA
(C)KADOKAWA NH/1995 (C)KADOKAWA NHFN/1996 (C)KADOKAWA TNHN/1999
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