日本国旗を傷つける行為を罰する「日本国国章損壊罪」の創設に向け、自民党のプロジェクトチーム(PT)が協議入りした。4月末からの大型連休前には法案をまとめ、今国会での成立を目指している。
いわゆる「国旗損壊罪」の制定には高市早苗首相の思い入れが強く、日本維新の会との連立政権合意書にも盛り込まれている。とはいえ、今なぜ法制化が必要なのかが見えない。拙速に議論を進めてはならない。
首相は、現行の刑法で外国旗の損壊が処罰対象とされながら、日本国旗に同様の規定がないことを問題視してきた。野党時代の2011年のコラムで「日本国旗に対する愛情や誇りを外国旗と同程度に守りたい」と主張。翌12年に議員立法で刑法改正案を提…













