私も理事を務める日本脱カルト協会(JSCPR)は本日、声明を発出しました。
【安倍晋三元首相銃撃事件から4年】(2026年7月8日)
「衝撃的な安倍晋三元首相銃撃事件から4年となります。
犯人の山上徹也被告は一審で無期懲役判決を受けました。
山上被告は、破壊的カルトの被害者でもあり、事件の背景には旧統一教会による高額献金収奪と家庭破壊がありました。しかし、そうした事情を一審判決は量刑上、重視しませんでした。この一審の判断が正しいのか、控訴審の判断に注目します。
4年という時間がかかりましたが、日本社会に多大な被害をもたらした旧統一教会については、宗教法人としての解散命令が確定しました。
なぜ長年にわたりカルト団体による被害は放置されてきたのでしょうか。
民主主義を支える司法・行政・立法は、長年にわたりカルト問題への十分な対応を果たせず、メディアもまたその実態を十分に報じてきませんでした。カルト団体と一部政治家との関係が、被害者救済や問題解決を遅らせたことも否定できません。その帰結として生じたのが、この痛ましい事件でもありました。
事件の背景にあるカルト問題を解決していかなければ、同様の構造のもとで再び重大な悲劇が生じるおそれがあります。社会問題の被害者が新たな重大事件の加害者となるという「被害の連鎖」を断ち切ることは、私たち社会全体の責務です。
当会は、カルト問題を風化させることなく、その被害の防止と被害者救済、そして再発防止に向けた活動を今後も粘り強く続けてまいります」
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